エギングは引きが弱いという概念があったせいか、いままで本格的にやることが少なかったです。イカと言ったらマメイカ(ヒイカ)でただ、おろしてあげてという繰り返しでたまたま乗っていたというイメージが拭えませんでした。
釣ったという感じではなく、釣れちゃったというイメージが強く主導権がないような釣りでした。ただ、しっかりとした準備が整っていなかったというのもあったとは思います。
いままでは、メバリング用で代用していたのですが、もっとエギングと向き合おうと思ってエギング専用のロッドを購入しました。すると当たりが明確にわかるようになったのです。ロッド・ラインを専用にすると攻めの釣りができると気づいたのです。
エギング始めるに当たり、最初から専用ロッドはハードルが高いですよね。ましてやこれからもずっとエギングをやるのか、やらないのかも判断ができない段階からの購入はなかなか踏み切れないのではないでしょうか?
北海道では、魚種交代が見られるほど海水温の上昇があります。この時期【2021.11.20現在】でも14〜15度とここ数週間安定してこの水温です。この水温であれば、まだまだイカは岸よりしてきます。アオリイカもいる可能性は高いと思います。
私が東積丹で掛けた時は、海水温が13度でしたので十分可能性はあります。釣ってはいないのです、足場が悪くて取り込み中にオートリリースしてしまったので、釣果にならないのですが確認できたことは非常に大きい経験となっています。
積丹や石狩湾での釣果は時々報告されて、写真もアップされたりしていますが、自分の目で確認していないことはやっぱり駄目だと思うのです。某釣り新聞などは、遅れる時は約2週間前の釣果が報告されますので魚種によっては、もう魚がいない状態でも人が集まってくる場合があります。というか人が集まります。いまでこそSNSの存在がありますが、前までは釣れている所を探すには新聞が方法の一つでした。
ここで一つの疑問があるのです。いつも釣れている場所って大抵決まっていますよね。もしかするともっと他にもあるのではないかと思うのです。このような情報が紙面やネット上に乗ると多くの人が押しよてきて、一気にカオス状態となり最悪は閉鎖にまでなってしまう場所さえあるのです。となると自分の足で探すしかないのです。見て回るだけではなく、竿を出すことで思いもよらない釣果に繋がったりします。
イカの話から随分と離れてしまった感じがするかもしれませんが、前フリです。北海道で釣れるイカのシーズンは一年を通して釣れることがエギングの勉強をする大きなきっかけです。一般的に魚はベストシーズンがあります。今の時期だとホッケがこれから始まる時期です。寒い時期はホッケというイメージがありませんか? 早春はサクラマス、秋は鮭というのがベストシーズンでその時々で、ロッドがわかり仕掛けが変わりと釣りの醍醐味でもありますが、道具を一通り揃えるのもなかなか大変です。
イカは1年を通して狙えるので、上達も早いのではないかと思っています。鮭を例にとると長くて3ヶ月でその間に何度釣りに行けるか問題もありますけど、1週間に1回だとしても12回です。1年間で12回、極端ですが1日12時間釣りをしたとして、144時間となります。鮭は比較的簡単な方だと個人的には思っているので数回釣れたらあとは工夫次第で釣果が上がると思います。まぁ〜、鮭がいる所でつることが第一条件ではあるのでけどね。
時間イコール上達という単純なものではないですが、時間に比例するといっていいと思っています。諸条件があります、潮の状態や天候など決して同じ条件がないのが釣りでもあります。なのでより楽しいのだと思います。
イカは一年中狙えるので、イカを本格的に勉強していこうと思ったです。そして、その行動はスタートしています。私の場合、ロケーションが良いのでちょっと釣りに行こうと思えばすぐに釣りができる状態です。1時間、2時間することが可能です。イカも釣果も上々なんで勉強にはもってこいなんです。
ただ、釣りをして経験をつんでいくのが一般的に独学というジャンルですが、私はショートカットをしてプロから学ぶことをチョイスしました。予定は組んでいますが、まだそれを実行するには至っていません。1年くらいはかかるのではないかと思っています。
釣りの場合は、考えと実釣ができて初めて生きてくると思うので、知識だけの頭でっかちではけっしてよくありません。しっかりとした釣果も必要になって来るわけです。先生との話は、実釣をした時にまたこのサイトで公開したいと思います。
イカの種類によって釣れるピークは季節というより海水温が重要です。今年のように海水温が高ければ、釣れる時期も変わってきます。15度と13度が大きな分かれ目だと思っています。一般的にイカは春に産卵をします。イカの寿命は400日と言われていますので、産卵を終えた親イカは数日で死んでしまいます。
春は親イカで産卵を控えている個体もいるので、積極的に捕食することはなく春から夏のイカは釣りにくい時期となっています。一方、秋から冬にかけては積極的に捕食するので個体は小さいですが、よく釣れることになります。春は大型で釣れるが警戒心が強い。とされています。
いま、シーズン真っ只中のマメイカ、ヤリイカはそこそこ釣れています。私がこれからもっとも力を入れたいのがアオリイカです。本州に渡った時に一度だけアオリイカを釣ったことがあります。秋のサイズは小さいでしたが、初めての魚種は嬉しいですよね。サイズは手のひらサイズでもマメとはちょっと違う感じでした。
数年前から北海道の道南以外でも釣果の報告がありますよね。そして、先にも話ましたが東積丹でも掛けたので実際にはもっと広範囲にいると思っています。東積丹はイカナゴ(コウナゴ)漁が時期になると盛んになります。豊富なベイトがいる地域なのでアオリイカももっといるという推測が成り立ちます。
さらに、海の状況も調べた限りアオリイカが好むような場所が多いと思います。磯・サーフでの釣果も相当期待できるのではないかと思っています。YouTubeで見る限り、条件はピッタリな場所が多くあり今から楽しみでなりません。
まだまだ、積丹半島でのアオリイカはメジャーではなくたまたま釣れた感じ多く聞かれますが、実際にはもっと多く居着いていると考えています。アオリイカは15度以下では活動が鈍く捕食もあまり行いません。15度以下になれば、沖の海水温の変化が安定している場所に行くようになります。水深が浅いと海水温の変化が激しいので沖にいく方が海水温が低くても安定していることで活動ができるようです。
春には海水温が上がってくる15度を超えて17度になれば、活発に動き出して18度を超えると産卵活動を意識して活動するようになります。北海道は6月末くらいから10月が18度を超す水温になり活発に動きだす時期からベストシーズンになってくると思います。
総合して考えると秋から春は、マメイカ(ツツイカ)・ヤリイカで春から秋がアオリイカというのが1年を通じて楽しめるのがエギングになってくると思います。
秋から春にかけてはライトエギングになり、アオリイカならエギングというジャンルになってくると思います。ただ、サイズはそれほど大きくはならないと思うので、LかMLで十分だと思います。2キロを超えるようになったらMがいいのかなと考えています。
私のロッドは、ライトエギング用とエギング用があります。
ライトエギングは 【セフィアXR S73SUL-S】・エギングは【セフィア エクスチューン S86ML MB】となっており、リールはライトエギングはC2000Sで、エギングはC3000XGです。ゆくゆくはC3000Sが欲しいとは思っています。
現在のラインはPE0.6号を使用していますが、ライトエギングは0.4が良いかも知れません。胴長は10cmくらいなのでラインは細い方があたりを感じることができると思いますよ〜。0.2でもいいかも知れませんね。リーダーは2号から3号でいいと思います。