ライトエギング・エギングを始める前に揃えておく道具や装備

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釣りをするのにまずは、竿(ロッド)とリール、糸(メインラインとリーダー)とルアー(エギ)最低限イカ釣りを準備が整います。

基本的にイカは夜と思う方が多いと思いますが、日中(ディ)でも十分釣果を上げることができます。日が昇る朝マヅメ、日が沈む夕マヅメは狙い時で加えて潮の満ち引きが起きる時間帯と重なると条件はよくなります。しかし、その日の天候も大きく左右される要素の一つにはなります。エギングを行う上でもっとも重要な点は、風です。

ライトエギングに使われるルアー(エギ)の重さは5g前後が多いのでエギが風の影響でどこに飛んでいくかわからないような風ではうまく投げることができません。ラインは細い糸を使うのが一般的です、太さはPE0.4号から0.6号が多いと思いますが、細い糸を使っているにも関わらず風によって流れてしまいエギがラインの風を受けて安定しない状態になったりします。

エギが不自然な動きをするとイカは警戒して抱いたり、触ったりはしません。風が強い時に向く釣りではありません。しかし、いい状態で釣りができる日ばかりではないので、風の時は工夫をして釣りをします。風の影響を最小限にするためにラインを早めに水面に着けると風の影響を受けづらくなります。なので、ロッドの長さがあれば水面近くに届くので風の時は有利となります。

ロッドの長さは、7フィートから8フィートが基準になってきます。エギング用であれば大抵はこのサイズがもっとも多いラインナップです。ロッドも専用を揃えるのは費用もかかるので、ここは色々な魚種に対応できるようにロッド並びをするのも一つの方法です。9フィートになると流石にイカでは、大物のアオリイカになってしまうので6フィートから8フィートが良いとは思います。

ロッドを選ぶ時は、メーカーのS86ML Sはスピニング用で8.6フィートのミディアムライトという意味です。S73SULはスピニング用で7.3フィートのスーパーウルトラライト(とても柔らかい)という意味です。

対象のイカによって使い分けるようになっていますが、ライトエギング(ヒイカ)メインであればSUL、ULの方がイカの引きを楽しめると思います。エギング専用では数種類しかありませんが、アジング用まで視野に入れると多くありますので、参考にしてください。

リールはシマノでいうと本体サイズ(ボディ)#1000から#2500が良いと思います。ちょっと面倒な表記に感じかも知れませんが、釣りを楽しむ目的の他にもリール選びは重要です。ライトエギング専用にはちょっと高いなと感じると思いますが、他の釣りにも兼用するためにこのような表記にしています。

どんな釣りを楽しみたいのかによって、おすすめが変わってきますが、私がおすすめするのは#2500番代が絶対のおすすめです。#2500番というと2500番からC3000番を言います。ボディのギャ比は変えることができませんけど、#2500番は主な陸(ショア)からの釣りであれば十分です。

これから始める方にとっては多少高く感じるかも知れませんが、19ストラディックは価格と性能がアンバランスなくらい良いリールだと思います。実際に所有もしております。実際に実釣をして体感もしているので抜群な性能があると思います。決して自慢ではありませんが、汎用リールとして使用しているのがステラ、ツインパワー、ツインパワーXD、ストラディックが1軍で使用しています。

私の評価としては、ステラはまぁ別格ではあるのですが、その次に評価が高いのはストラディックです。正直ツインパワーより良いと思って使っています。ステラの1/3で購入できるので価格より数段良いと思っています。ネット価格だと、ストラディックC3000XGで2万円を切る価格なのでお得感は本当にあると思っています。

しかし、2万円のリールは高いと感じると思いますが、メンテナンスをしっかりしておけばリールはとても長持ちします。よほど乱暴な使い方をしなければ10年は使い続けることができますし、次に買うリールとの互換性があれば、良い買い物だと思います。

たとえば、ストラディックC3000XGのスプール(糸を巻く場所)を18ステラのC3000XG、20
ツインパワーのC3000XG、19ヴァンキッシュC3000XG、20ヴァンフォードC3000XG、21ツインパワーXDC3000XG、21エクスセンスや21コンプレックスXR、21セフィアXRまでスプールが使うことができるのです。

メインで使っているステラはスプールをラインの太さを変えて持っていますが、スプールだけでもなかなかのお値段です。互換性のあるリールを買うことによって買ったきりではなく、次のリールにも兼用ができるのは本当にお買い物上手だと思います。ただ、ちょっと格好が悪いというのは難点ですけど・・・。

最初にも言いましたが、ギャ比は本体の機構なので変えることはできません。対象魚種によってや釣り方によって糸巻き量を検討して欲しいと思います。

私がおすすめするのは、ズバリC3000XGです。諸条件はあるのですが、魚が5キロ以内であれば余裕と思っています。4キロちょっとの鮭と4キロのサクラマスも余裕で取れています。周りとの間隔や潮の流れによって変わってくるとは思いますが、鮭やサクラマスでもドラグがちょっと出るくらいでした。もちろん、大きなボディでらくらく釣りたという人もいると思います。そんな人はC5000XGとかが良いのではと思いますけど、私の今の環境ではC3000XGで十分と考えています。

今回はエギングについてなので、エギングするならC3000がよいと思います。XGだとシャクリの際の糸巻き量が多いので、探る箇所が少なくなる傾向にあると考えています。ですが、それがわかっていればスラッグジャークを多めで探る箇所増やすことを考えることができます。いまあなたのリールの特性を理解すると今までに以上に釣果を伸ばせると思います。

ここまで話てきましたが、まだロッドとリールの話しかできてませんね。

糸はPEとリーダーの話です。ここは結構早く終わりそうです。先にも話ましたが、私はディエギングが基本ですので、視認性の高いPEを使っています。白やピンクです、まだいまは試行錯誤中なのでおすすめなどはいまはありませんが、今後使っていくうちに見つかると思います。シマノとバリバスから選びたいと思っています。

基本、どのPEも似たり寄ったりだとは思いますけど、シマノは愛用しているメーカーで今年は32キロのマグロも釣り糸の不安はまったくありませんでした。

次はリーダーですが、ライトエギングでもエギングでも2号から3号を使用していれば問題はないと思います。少し太い感じるかも知れませんが、切れるというよりは根ズレに強いリーダーを使いたいと思っているからです。磯でもイカ釣りをするのですが、テトラにこすったり、岩にこすったりと結構痛むんですよ。イカの重さからいって1号以下でも十分ですが、根ズレはまた別問題となるのでせっかく掛けたのに切られる、切れるのはやっぱり嫌ですし、ラインがブレイクするとスランプに落ちやすいのです。

釣りを経験している人であれば、わかると思うのですが、ノットで切れた、高切れしたとなるとばらしたショック以上にメンタルがやられるんです。そこから迷宮入りして釣果につながらないということはよくあることです。自分で組んだノットが解けてしまった。これ想像以上にショックなんです。

PEとリーダーのノット、リーダーとスナップのノットは絶対にはずれてはいけないのです。ロッドだとかリールだとか言う前に、すべての原因は自分自身なのです。もっともやってはいけないことなんです。なので、しっかりと結べるまで練習を重ねてください。必ずできるようになりまし、練習あるのみです。

次に意外とお金がかかるのがエギです。イカとの最初の接点なのでイカの気分や回遊層を見つけながらエギを決めて行きます。今回は種類もそれほどないマメイカ(ヒイカ)のラインナップを紹介します。

イカ釣りといえば、底という概念があると思います。私もそうでしたが、その時は今のようにあまり釣れなくて、エギをロストする頻度が高かったのです。その理由は、どんな人も底というじゃないですか? それは信じるとどうしても沈下速度の早いディープタイプを使うんですよ。すると気を抜くとすぐ根がかりして、ロストする頻度が高かったのです。

いまは、ディープタイプのエギを買うことはまずありません。重くてもベーシックタイプで、ベーシックシャロータイプやシャロータイプです。厳選して買わなくてはいけない場合はベーシックシャロータイプ一択で良いと思います。

メーカー発表の数字を載せておきますとナオリーレンジハンター1.5号のベーシックタイプで沈下速度が約4.5秒/m・ベーシックシャロータイプは約7秒/m・シャロータイプは約8.5秒/mとなっています。潮や風によって沈下速度は変わります。

風速2メートル程度であれば、ベーシックシャロータイプで良いと思います。とはいってもエギの種類複数必要になってきますし、イカはローテーションがとても大切だと思っています。まず、定番のサイズは1.5号をメインに1.8号が良いのではと思っています。次にカラーですが、ここが重要です。

グロー系が1個・ナチュラル系1は最低限必要。ディの場合はナチュラル系をもう1つ欲しいところです。イカは数回通して興味が無くなると抱きません。俗に言うスレる。スレるのが早いのもイカの特徴だと思っています。なので、複数種類が必要になってきます。

具体的にいうとグロー系はオールオレンジグロー。ナチュラル系はホロイワシは必須です。ナチュラル系で増やすなら金アジ、マズメは赤エビはもっておきたい種類です。1.5号と1.8号他には1.0、1.3、2.2とありますが、1.5号は絶対に必要です。濁っているようであれば、アピールできるグロー、澄んでいればナチュラル系というのが基本となっています。

エギを買う際に見て欲しいのが下地です。この下地選びがもっとも重要だと考えています。太陽の光の量と関係しています。周りが暗い場合は、赤テープ、金テープ、銀テープというように使い分けていきましょう。あくまでも目安です。光量と海の濁りによって、釣れるエギと釣れないエギ、今日のヒットカラーなんかもありますからね。夜でも銀テープが抜群に釣れる日もあったりしますので。今回はヤマシタさんのナオリーで説明しましたが、日中はケイムラも効果はあると思います。ナオリーにはケイムラカラーは存在しませんけどね。

エギも結構な価格なので一気に揃えるのは費用がかさみます。基本系の1.5号を中心にグロー系とナチュラル系の2本があれば最初の時は良いかと思います。次第に揃えていくと釣りに深みが出てきます。ターゲットは小さいですが、とても面白い釣りなんです。日中がより面白いと思いますよ。

以上が釣るための道具です。しかし、海なので安全対策も必要となります。いままで釣りしている方であれば、海に落下した時に命を救ってくれるのが、救命胴衣です。ベストタイプやポーチ型まで色々と出ていますが、釣りのフィールドによって考えなければなりません。

膨張型は磯には向きません。磯にこすってしまい膨張する布が切れてしまって浮力を失ってしまう可能性があるので、フィールドが磯に行くことが予定されるのであればベストタイプが良いでしょう。防波堤などが中心となるのであればポーチタイプやライフジャケット型、ベスト型まで色々と選べることになります。

違和感がなく装着できるのがポーチタイプやライフジャケット型なのですが、価格が高いのが難点ではあります。2万円前後と高額になるのがためらうポイントにもなってしまいます。しかし、ベスト型は低価格のものは6千円代から購入ができますし、今後、磯まで足を伸ばせることにもなるので最初はベスト型が良いと思います。難点がひとつだけあるのですけど、夏場は暑いんです。逆を言えば冬は温かいという利点もあります。

今回、最後までお付き合い頂きありがとうございます。エギングを行う上で色々と説明をして来ましたが、他の釣りには必須とはならないですが、エギングにはもうひとつ大切な必須のものがあります。これがあるのとないのでは、まったく違います。

それは、偏光サングラスです。海面が光で乱反射するのを防いでくれて海の中がよく見えるようになります。イカをかけるとゆっくり巻いて来る時に他のイカもついてくることがよくあります。ついて来るイカは活性が高いので周辺にもう一度エギを投げると抱いてきますので、数釣りが可能となります。

偏光グラスを掛けていなければ見逃してしまうことになります。夜に釣るナイトゲームの場合はまったく不必要ではありますけど、ディゲームでは必須です。将来、磯ゲームを行う上でもあるとないとではまったく釣果が変わってくることは間違えありません。

私は、タレックスのレンズを使った偏光グラスで、ピーカンの日、曇りの日用の2つあります。次はマズメに使えるレンズを購入したい思っています。このレンズもお高いですが、見え方がまったく違うので釣りの時は確実に使っています。

視力が悪い私は、タレックスのレンズに度を入れるので更に高くなってしまうのですけど、一度使うとやめられません。そのくらい見える範囲が大きく変化します。ランガンエギングは浅い磯などにも行こうと思っているので海藻や岩などが確認できるだけで釣果も上がるのではと思っています。

タレックスのトゥルービュースポーツは万能なのでおすすめです。

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