以前の記事でラインブレーカーをご紹介しましたが、これ結構良いです。磯などにいくとやっぱり一回くらいは根掛かりしちゃうんですよね。早速使って便利だな〜と思いました。危なそうな場所、初めて行くような所ではリーダーを細いものに変更していきます。20lbだったら12lbにするとか根掛かりした時にPEが高切れすることのないように、もちろんなるべく回避できるようにはしています。
今回は、ラインブレーカーと言っていますが、ノット締め具を自作しました。高いものだと2000円以上しますが、自分で好みの太さにもできます。PE6号と100lb以上のリーダーを締め込むにはある程度の硬さが必要だったので私は塩ビ管を使いました。
今住んでいる家は古く、以前の所有者は色々と設備があって、現在使っていない配管なども多数あるので不要な塩ビ管などは豊富にあります(笑)。なので、その配管を切って使っているので塩ビ管の原価はゼロ円です。ラバーグリップの収縮タイプを使っています。
カラーも太さも色々とあるので、何にかぶせるのかを決めてから購入すると良いと思います。私はもう適当に買ってしまったので確認してからの方がフィットすると思います。今回、購入したのは30mmの青を買いました。塩ビ管は22mmで大丈夫なのか心配でしたが、収縮率は2:1のようなので15mmでもいけると思います。ただ、熱を加える時間がかかるので、なるべくなら図って買った方が効率的です。
22mmとはじめから分かっていれば、25mmを購入してました。22mmだと若干細い感じなので、女性や手が少し小さいと思われる方は22〜25くらいが良いかも知れません。太い方は37mmあるので200lbクラスでもしっかりと締め込めると思います。私は太いほうが使いやすい感じだと思います。

今回作ったものは、自宅用として作りましたので多少長さがあります。現場に持ち込むならもう少し短めでもいいかも知れません。家だと長くても邪魔にはなりませんが、現場だと邪魔になったりしますからね。青い方で長さは20cmになっています。リーダーを巻くのである程度の長さは必要ですが、お好みで作ることができるので試してみてください。
ラバーは1mあるので、1mの塩ビ管があれば5本作れます。5本は中途半端なので15cmにして6本作ってあまりは友達に差し上げましょう。ラインブレーカーとしても当然使えます。喜んでもらってくれると思います。
私は熱収縮チューブの収縮ラバーグリップを使いましたが、YouTubeなどでは木材にゴムホースを被せて作っている人もいます。どちらがお好みかはあなた次第ですね。
6号のラインシステムを組めこむ時は目一杯の力で締め上げるので太い方が力が入りやすいと思います。渾身の力で締め込んでも切れることはありませんし、そのくらいで切れてしまっては意味がありません。よほどの怪力であれば切れるかも知れませんが、私が目一杯やっても切れたことはありません。
塩ビ管は実際に手にとってからの購入の方が良いかも知れません。私が家からもぎ取ったのは厚さ2.8mmでした。丁度よいサイズかんでしたよ。ホームセンターで実物を見てください!