古民家を買って3年半を過ぎようとしています。その年に冬場のために購入したのが、HS80スノーラという中古除雪機を落札して使っていました。この除雪機は1980年 43年前に発売された代物です。今でもヤフオクなんかでは売っていたりします。
先日の大雪で出動したのですが、最初は快適に使えていたのですけど、途中からあまり雪が飛ばないなとみていたら片方のオーガという羽が回っていないのに気がついてこれは修理に時間もかかるだろうと思ったので、まずは自分でできないかを調べてみよう!!
一つのチャネルが近い症状だったのでまずはYoutubeを見ながら分解開始! 最後まで一通り見ておけばよかったのですが、とりあえず原因がわかったので後先考えずに初めてしまいました。
これが今後厄介なことを引き起こすなんて思ってもいませんでした。オーガ回転するシャフトにボルト🔩を入れて固定しています。このボルトは一定以上の力がかかると折れて大きな故障にならないようにしているようです。
そもそも、今までも除雪機なんて触ることすらありませんでしたから、構造なんてわかるわけありません。とりあえず、オーガを持って除雪機を販売している所まで持って行きボルトを売ってもらおうと考え、現物を持って行けばなんとかなると思い込んで販売店へ! このボルトだよとすんなりと終わってしまいましたが…が… ここから苦行が始まるのでした。
機械をバラして行くうちに除雪機の構造も明確になりました。と同時にこれから不具合がおきそうな部分までわかってきました。ベアリングが3箇所とVベルトがそろそろ交換時期、ベルトは亀裂が入っているのですぐにでも変えたいのでベルトを注文しました。ここまでバラしてしまったので、オーガのギアオイルとミッションオイルも交換。ベアリングは多少のゴロツキはあるもののワンシーズンは大丈夫そうです。販売店に行った時に「まだ使っているの?」と言われました。まだ20年は使いたいとは思っています。
今回、除雪機をバラして思ったのが、リールをバラすこと同じようだなと思いました。バラすことで構造がわかり、一つひとつの部品がどうなっているのかを理解できます。ベアリングもゴロツキがあれば交換しなければいけない、本来の動きができなければ他の部分に負担がかかり思わね故障になるということがわかったような気がしました。
リールの部品はカタログから落ちると7年間は部品があると言われています。除雪機では代用品も多く、今でも売っていることから部品がなくなることはあまり考えなくても良いとは思っています。
今日現在で除雪機を組み立てて、元気に動いています。ベルトは一部に亀裂が入ったままですが、ワンシーズンは乗り越えそうなので暖かくなればもう一度バラして、ベアリングなども交換したいと思っています。