積丹沖で50kgのクロマグロを釣る方法!初心者でも成功するコツ

マグロ釣り
この記事は約19分で読めます。
更新情報

宜しければ、応援!  お願いします。

にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ

積丹沖でクロマグロを狙う魅力

積丹沖は、クロマグロの回遊ルート上に位置しており、特に夏から秋にかけては、大型のクロマグロが数多く回遊してきます。時には100kgを超えるような大物も釣れるため、アングラーにとっては夢のようなフィールドです。
積丹半島は、札幌から車で約2時間とアクセスが良く、日帰りでの釣行も可能です。
また、積丹周辺には、クロマグロ釣りの経験豊富な遊漁船が多数あり、初心者でも安心して釣りに挑戦できます。

なぜ積丹沖なのか?その魅力と特徴

積丹沖は、近年クロマグロの回遊が増えており、多くのアングラーがクロマグロを狙うエリアとなっています。このエリアの最大の魅力は、比較的近場で大物を狙えること、そしてベイトフィッシュが豊富でクロマグロが集まりやすい点です。特に夏から秋にかけてのシーズンは、ナブラ(魚の群れが水面で暴れる現象)も多く目撃されていますし、よく見ます。陸地からでも確認できるナブラもちょこちょこありますよ。トップウォータープラグを使用したキャスティングゲームが楽しめるため、多くの釣り人が挑戦しています。

また、夏場の積丹沖は比較的穏やかな海域であり、初心者でもチャレンジしやすい点も魅力の一つです。波が比較的安定している日が多く、他の遠征地に比べてアクセスしやすいため、クロマグロ釣りに挑戦したい方にとって理想的なフィールドです。

初心者でもクロマグロを釣れる理由

クロマグロ釣りは上級者向けと思われがちですが、適切な知識と準備があれば初心者でも十分に釣るチャンスがあります。

  1. 適切なシーズンを狙えば高確率でヒットする
    クロマグロは回遊魚であり、適切なシーズンに釣行すれば、ナブラを発見しやすく、ヒット率が高まります。今年から少し制度が変わり、9月もクロマグロが釣れるようになりました。月に1本というバックリミットはありますけどね。
    規制があるので、月初めで終了してしまうことが多いので、釣行は月初めでなければチャンスを逃がしてしまうでしょう。
    なので、船の予約は月初めに8月と9月で予約しておかないと釣りには行けないです。もうこの時期なら満員かも知れません。すぐに予約して!
  2. 専用タックルを用意すればファイトも可能
    大手メーカーから販売されているマグロ用タックルを使用すれば、マグロを竿で釣り上げることはそう難しいものではないと思っています。適切なロッド、リール、ラインを選ぶことで、大型のクロマグロとのファイトも対応可能になります。
  3. 経験豊富な釣り仲間やガイドを利用できる
    積丹沖では、クロマグロ狙いの釣り船が多く出ており、初心者でも経験豊富な船長のサポートを受けながら釣りができます。すぐに予約してくださいね。

また、最近では最新の釣り技術やツールが充実しており、魚探を活用してクロマグロの群れをより正確に見つけることが可能です。私の23フィートの小さいボートでも魚探、ソナーをつけています。そして、今年はドローンも配備してナブラ探しをしようと思っており、もう待ち遠しくてたまりません。

積丹でのクロマグロ釣りの適したシーズン

昨年の様子は7月中旬くらいから沖で見かけるようになりました。シーズン終了は12月まではいたようです。漁師さんが船を走らせていましたから、終盤になると水面に出てくることは稀だと思います。トップシーズンは8月ですかね。至るところでクロマグロが跳ねていますから、俗いうナブラですが、その大きさは様々で、いままで積丹で見た中で最も大きかったのは推測200mはあったと思います。

正直その光景を目にした時は、怖かったです。その場所はもう陸から投げても届くようなそんな場所でした。

ベストシーズンはいつ?

積丹沖でクロマグロを狙うシーズンは、主に7月から12月にかけてです。この時期は海水温がクロマグロの適水温(18〜24℃)に達し、ベイトフィッシュが豊富に存在するため、回遊が活発になります。特に8月から9月は、ナブラが頻繁に発生し、表層での釣りが楽しめる絶好のタイミングです。

また、潮の動きが活発な大潮や中潮のタイミングは、クロマグロの活性が上がりやすく、釣果が期待できます。潮汐カレンダーをチェックしながら釣行計画を立てることが重要ですが、事前の予約があるので計画通りに進むとは限らないです。風向きや天候の変化も重要な要素となるため、船長がしっかりと理解してくれているので、ナブラポイントに向かう場合にはキャスト方向と風を考えて着けてくれるはずです(笑)。←結構重要

船長が行き先などを選ぶので行きたい場所へはなかなか行けないのが現状ですが、この時期の遊漁船の船長達は情報を一部共有しているので、船長にお任せが良いですね。この時期であれば、シケでない限り毎日出船しているはずですから、海の変化や魚の様子も毎日観察しているので詳しいです。

行きたい場所となるとチャーターになりますね。チャーターだと仲間達なので気が楽です。仲間がいないかもいるかも知れませんが、SNSなどや乗り合いで乗った時に積極的に友達になることが重要かも知れません。

釣れる時間帯と潮の動き

クロマグロ釣りでは、まずめが良いと思っている方も多いかも知れませんが、日が上がった方が私は良いと思っています。もちろん、早朝からナブラがおきることはよくありますから狙い目の時間帯は正直あまりないですからね。それよりも潮の動きが重要。

潮の流れが良い時間帯(上げ潮・下げ潮の変わり目)も狙い目となります。潮が動くことでベイトフィッシュが集まりやすくなり、それを追ってクロマグロも寄ってくるため、このタイミングでのキャストが重要になります。特に、月齢による潮の変化も影響を及ぼすため、新月や満月の前後は特に注視すべきポイントです。

このように、ベストシーズンと適切な時間帯を選ぶことで、クロマグロとの遭遇率を高めることができます。

クロマグロのナブラが発生しやすい場所

クロマグロのナブラは、以下のような場所で発生しやすい傾向があります。

  1. 潮目が交わるエリア
    異なる潮流がぶつかる場所では、ベイトフィッシュが集まりやすく、それを追ってクロマグロがナブラを形成することが多いです。
  2. 水深が変化するブレイクライン付近
    急に水深が変わる海底の地形(ブレイクライン)は、ベイトフィッシュの群れが停滞しやすく、クロマグロの捕食ポイントになりやすいです。
  3. ベイトフィッシュの群れが溜まるエリア
    特にイワシやトビウオの群れが多い場所では、クロマグロがナブラを起こしやすくなります。魚探を活用しながら、ベイトの密集エリアを探すのがポイントです。
  4. 朝まずめ・夕まずめの時間帯
    クロマグロは特に薄暗い時間帯に活発に捕食行動をとるため、ナブラが発生しやすいのもこの時間帯になります。
  5. 風と潮の流れが一致するポイント
    風と潮が同じ方向に流れていると、表層のベイトが流されやすく、それに沿ってクロマグロがナブラを形成する可能性が高くなります。

積丹でのクロマグロ釣りに必要なタックルとおすすめのギア選び

予算との戦いになります。タックルを揃えるだけでも大変です。リール一つにとっても10万円オーバーですからね。あなた好みのセッティングにするのが良いです。ただ、一般的なものを下記に掲載しておきます。

ロッドとリールの選び方

クロマグロを釣るためには、強靭なタックルが必要になります。特に50kg級ともなると、以下のようなスペックのタックルが推奨されます。

  • ロッド: PE6号に対応するキャスティングロッド(例:シマノ オシアプラッガー、ソルティガ ブレイクスルー)
  • リール: 14000番以上のスピニングリール(例:シマノ ステラSW 14000XG、ダイワ ソルティガ 14000H)
  • ライン: PE6号 300m以上
  • リーダー: フロロカーボン 100lb以上

最新のタックルでは軽量化が進み、より長時間のファイトでも負担が少なくなる設計が増えています。また、ロッドの硬さや柔軟性に関する選び方も、ターゲットのサイズや釣りのスタイルによって調整することで、より効果的にクロマグロと対峙することができます。

ルアー選び

赤丸がついているのは実際に釣れたルアーとなっています。ルアーも好き嫌いがあると思います。ご覧の通り、ペンシル系が多いのは私の好き嫌いです(笑)。積丹意外でもポッパーの人気は高いと思うのですが、クロマグロを釣り始めた頃はポッパーしか使っていませんでしたが、ダイビングペンシルでもしっかりと釣果を出せることがわかったので使用しています。

そして、フックはほぼ95%はシングルフックを使っています。掛かったればバレることが少ないと思っています。なので、最初にセットされているトレブルフックはめっち余って処分に困っています。新品なので保管していますが、量がどんどんと増えていってます。

まとめ

クロマグロ釣りは初心者でも挑戦可能ですが、適切なシーズン選び、タックル準備、釣行時の戦略が重要です。本記事を参考に、積丹沖でのクロマグロ釣りを成功させるための準備を万全に整えましょう。クロマグロの釣りは、技術だけでなく情報収集と経験の積み重ねが重要です。釣果を上げるために、日々の釣行記録をつけたり、釣り仲間と情報を共有することで、さらに高確率でターゲットを仕留めることができるでしょう。

また、釣りの後はクロマグロを美味しく調理し、その味を存分に楽しむことも釣りの醍醐味の一つです。新鮮なクロマグロは刺身はもちろん、炙りや漬け丼など様々な楽しみ方があります。積丹沖での釣行が、素晴らしい思い出となるように、しっかりと準備を整えて挑戦してください!

釣れるシーズン7月~10月
釣り方キャスティング・ジギング
漁獲規制・ルールサイズ制限あり バックリミット(月に1本) キャッチ&リリース推奨
釣りやすさ★★
美味しさ
★★★★★

経験談

タイトルとURLをコピーしました