これから釣りを始める人、特にルアー釣りを始めてみたいと思った人は春までにやる理由をお話しします。
私も釣り始めは餌釣りからのスタートなので体験談をお伝えします。
餌釣り出身はルアーなんて釣れないだろうと始めは思っていました。鉄の塊やゴムのようなもので釣れるはずがない! 餌釣りもただ餌をつけて投げれば釣れるというものではなく、様々な装飾や工夫を加えています。餌釣りもとても奥が深いのは間違いありません。様々な要素があるのが釣りです。
その日の天気や魚のやる気など様々な要素があり、釣れる日や全く釣れない日もあり少しの状況変化でも成果は大きく変わったりします。本当にありすぎてこれっていうのも難しいです。
コロナ禍になり釣りブームになったのは、記憶に新しいと思います。外で密を避ける理由がありましたね。海釣りの場合、大きく分けて2つあります。餌釣りとルアー釣りです。
ルアーは擬似餌とも呼ばれるので餌に似せた鉄やゴムになります。その擬似餌をうまく動かすことでまるで本物のような小魚に見せて魚にアピールして食わせます。
ルアーといってもまたジャンルがあるのですが、今回はメタルジグとワームの釣りにスポットを当てます。メタルジグは鉄やタングステン、鉛などを魚の形に作り上げたものを海中に泳がせます。
キャストして、メタルジグを落下させながら、ロッドをシャクったり、リールを巻いたりしてアクション(動き)を加えます。まずは、ただ巻きでリールを一定速度で巻き、メタルジグを泳がせる。そのスピードを変えたり、一旦止めたりなどしてアピールします。根掛かりが多発する場合は、ジグの形状やウエイトを変えてみるなど対策はあります。
ダイソージグは18gから24gなど豊富なカラーも揃っているので、購入して使ってみると良いと思います。メーカー品であれば大抵は1個1000円前後しますので、ダイソージグを複数購入して使ってみましょう。でも、決して安いからロストしても良いというわけではありません。なるべくロストしないように努力はしましょう。ロストしたルアーは海洋ごみとなり、海域の汚染につながるおそれがありますので・・・。
ここからが今日の本題になります。
これから始めるルアーフィッシング
ルアーフィッシングは用意する道具も比較的少ないと思います。竿、リール、糸、ルアーがあれば一応のルアー釣りはできます。安全装備は必須です。
なぜ春までなのかですが、この時期は各所でホッケの釣果が聞こえてくる頃でもあります。ホッケはとても食いしん坊なので、どんなものにも興味を示します。ルアー釣りは1日やって釣れるか釣れないかを聞いたことがあると思います。初めて始める方にとっては釣りがとても面白くないものとなってしまいます。本当にこのやり方で良いのだろうか? 経験者でも釣れないと悪いスパイラルに入ってしまうと抜け出せないことも多いです。
そのためにホッケは初心者にとっては格好の練習相手となってくれます。色々な方法を試すことが可能なのです。こういう時に魚を感じるんだなど教えてくれることが多くあります。いきなり、サクラマスといったターゲットを狙う前にルアーの引き方や動かし方を覚えてからでも遅くないです。ビギナーズラックもあるでしょうけど、その時は大抵友達や友人などの釣行ではないでしょうか? リールの巻き方やアクションの方法などは魚を相手に体に覚えさせる方が良いと思っています。
一年やっていないとどうだったかな? なんてことはよくあるのですけど、体が覚えていればすぐに思い出すでしょう。1匹を釣り上げることで体験がスキルになっていきます。魚種によって、まったく違ったりしますが経験を積み上げることでいろいろな状況でも対応が可能になるでしょう。ショア・オフショアでも通用すると思います。
なので、ホッケをターゲットにして魚の感覚をつかむ練習にもなりますし、さらに食べても美味しいですからね。さらにこれからますます魚影がこくなってきます。メタルジグ・ワーム・スピンテール・スプーン・バイブレーションなど様々なルアーが販売されています。ダイソーでも種類も豊富になってきました。自分にあったルアーがきっと見つかることでしょう。
先日動画の撮影もしましたが、3日間通ったのですけどそれぞれ違うルアーを使いました。細かいことはまずは気にせずにチャレンジして欲しいと思います。もちろんのことですが、ルールやマナーを守った上で釣りをするのは言うまでもありません。