今回のゴールデンウィークは、仕事を大幅に休みをとって北海道から本州へ渡り、目標の一つの富士山をじっくりと見るという目的がありました。富士山の周りを数日間に渡って見て歩こうと思っておりました。
その期間は20日間を途中、仕事も入れながら2018年に計画をして勇気を振り絞って行くことに決めました。仕事を初めてからこんな期間を休んだことなどはもちろんありません。なので本当に勇気が必要でした。ですが、帰って来て行って思ったことは本当によかったと実感しています。
キャンプは自然の中で人間らしい生活を送ることは、医学的にも良いという結果が出ているようです。それは、とても実感しております。日が昇れば目が覚める、暗くなれば寝るという現代人には決してできないことだと思います。
テントで寝ていると外の音が耳の近くで聞こえて、家にいる環境とはまったく違います。トイレに行くにもある程度は着替えて行かなくてはなりません。家にいると蛇口を捻れば水が出る、夜になれば電気をつけて家の中を明るくできる。どんなに深夜でも日中と同じような明るさを保つことができることの幸せを感じます。
キャンプとなるとそう簡単にはいきません。水を汲んでおいて溜めて使う、8リッターは簡単に使う量です。数日間いると毎朝に水を汲み、寒い時は薪を割り、より快適なキャンプ生活を送るためです。普段からするとしなくても良い事をする必要があります。
簡単に言うと不便や不自由を楽しむというのがキャンプの醍醐味だと思います。なんでわざわざそんなところに行くのという疑問もあると思いますが、単純に気持ちが良いということ、気分がまるで違います。
このことは、キャンプに行った方だとわかると思います。ただキャンプといっても海水浴などや今回のふもとっぱらのような大勢なキャンパーが集まるような場合は、自然を感じることはできないかもしれません。ふもとっぱらにいったのはゴールデンウィーク真っ只中だったので、キャンプフェスというくらいの人とテントです。その後のニュースで予約だけで1400組があったということでした。なので、その数はまだまだ増えていたと思います。
なので、キャンプのおすすめ時期は、春と秋がキャンパーも少なく自然を体の細胞まで染み込むくらいに実感できます。小鳥の声で起きるという日常ではまずあり得ない体験ができます。ただ、良いことばかりではありません。
テントといっても布一枚ですから、雨がふるとうるさくて寝れない人もいるでしょう。数メートル離れているにも関わらず、耳元で誰が喋っているのではと思うくらい近くで聞こえます。雨が降ると地面はベチャベチャになりそのままテントに入ろうとするとドロまみれの寝室ななってしまいます。この環境を受け入れることができればキャンプは最高です。
虫も対策をしていなければ、夜などはランプに寄ってきます。最近では、網戸のようになっており、テントの出入りも注意することである程度は防止できます。シャットダウンはできません。自然の中にいるのですから仕方ないと思えるかという点は重要です。
なのでキャンプを満喫するならば、虫が少ない春や秋がとてもおすすめです。ですが、夏でも十分に楽しめます。
北海道では雪中キャンプも行っているので、本州は温かいという勝手な思いからかなりの薄着でいきました。富士山の麓は強い風も吹き、気温もそこそこ低かったです。一枚ダウンがあっても良いかなと思うくらいでした。標高も600メートルから900メートルとそのせいもあったかどうかはわかりませんが、とにかく寒かったです。
寝る時の防寒はまったく問題はなかったですけどね。
キャンプの旅 2019年ゴールデンウィーク
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