積丹でのサクラマスは最終盤戦となっています。すでに他の魚種に軸をずらした方も多いとは思いますが、決して釣れないわけではありません。ただ、確率は5月から比べると格段に落ちているとは思いますけど、釣れてはいます。
オフショアは、ヒラメ・ブリにシフトしている感じです。ヒラメはこれからのシーズンでは長い期間がターゲットになりえるので、メインで狙うことはあまり考えていません。ワラサ・ブリが入って来ると朝はワラサ・ブリを狙い、日中箸休めにヒラメって感じになるのが多いですかね。
日曜と月曜での釣行でしたが、1本と厳しかった。ただ、経験値と考える時間は多くあったのでそれはそれで良かったとは思います。跳ねもまだあるのでチャンスはあると思っていました。実際はどうだっかというと早朝は跳ねがみられます。昼前後と午後2時くらいでも跳ねています。数回の釣行ともに同じような時間帯でした。
まさにインショアって感じで水深は5メートルでアンカーで固定して、座礁しないようにしています。そのポイントが今年見つけたのが、3つあるので時間帯で移動します。長い時間定点していると今までわからなかったことが明確になったりもしました。サクラマスの通り道、どこを通過するのか? などです。ショアからも狙える場所なので、ショアに人がいれば、サクラマスの行動範囲がかわります。ショアに人がいれば通らない。いなければよく通る場所などがわかってきました。
なかなか興味深いです。長い時には朝5時から午後3時くらいまで同じ場所に居たりするので、潮の加減や風の向きで移動範囲も変化しているのでは? いろいろな仮説を立ています。ポイント到着後にはまず潮の向きを確認します。これが重要。跳ねを確認した時にどちらに向かって泳いでいるのかが、なんとなくわかります。その鼻先にルアーを通すと釣れやすいです。ボートなので、360度で確認ができます。
実際は、もう修行です。マルゴヒトマルにはポイントに到着して、そこからヒトゴマルマルまで同じ場所にいますからね。ゲストがいれば誰かが投げている状態ですが、ボッチ釣行だと何か食べたり、お湯沸かしてコーヒー作ったり、カップ麺でお腹を満たしたりと楽しいです。チャンスと見るとキャストする。
仮定ではありますが、1匹で跳ねる場合もあるのでしょうが、基本群れていると思っていますので、届く距離であれば積極的に狙っていきます。そこそこの確率でヒットしています。集中力も格段に上がりますからね。一巻一巻全集中です(笑)。後ろから追ってくる時の違和感は最高の瞬間です。
今年はなぜそんなに長くサクラマスがいるのかですが、水温が低いことが上げられます。昨年は、5月の中旬には30度にも届きそうな気温だったことを覚えていらっしゃいますか? でも今年は6月に入っても朝晩は一桁台の気温があります。釣行データでは1度違っています。後1度上がれば遡上していますかな〜。
今回のヒットルアーは、サイレントアサシン160Fでの跳ね撃ちでした。
角度は悪いので、小さくみえますが60cmを少しオーバーしています。輪ゴムが気になりますけど・・・
フックは土肥富のバーブレス! 不安はまったくなかったのとランディングした時の取りやすさったらもう最高ですね。 万一、ヒットしてバラしてしまったとしても返しがないぶん、ルアーが取れやすので魚にも優しいです。