シャケの準備開始、その前に思うこと!【こだわり紹介】

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お盆をすぎると積丹では鮭釣りがはじまりますね。シャケ・マス釣りについては各方面で様々な変更や制限がかかっており、今後のシャケ・マス釣りは厳しいものになっているのが、今のトレンドといっていいでしょう。

シャケのふ化放流事業の歴史を少し調べてみました。北海道においては1877年(明治10年)に始まり、1879年(明治12年)には道内初の民間孵化場が設立された。その後は紆余曲折あり、現在に至っています。途中で頓挫する事業所もあり、安定がなかなか難しいという理由で国が動きだします。

1952年(昭和27年)北海道におけるふ化放流事業は国に移され「水産庁北海道さけ・ますふ化場」が設置された。その後、北海道において道営、民営のふ化場が次々と建設され、国営のふ化場を中心に官民一体となったふ化放流事業が実施された。
※ふ化放流の歴史|水産研究・教育機構「北海道区水産研究所」のHPより引用

私の住んでいる所でも毎年、稚魚の放流を行っています。その数は500万匹以上で多い時には900万匹にもなる年もあったようです。この費用はシャケを水揚げする漁師さんが負担しています。稚魚をある程度まで育てるのに、生簀を作り、1日数回の餌を与える作業なども行っています。

みなさんもご存知の通り、戻ってくるのは3年〜5年と言われています。平均的には4年と言われていますので、先行投資を4年行うわけです。スタートしても漁になるには4年後、それも本当に戻ってくるのかはわからない部分もあり、当初は放流事業に反対する方もいたようです。自然相手の事業なので、その年の状況次第で回帰率も変わってくるようです。昨年は、カモメとホッケに相当食べられたのではないかと言っていました。今年は多くが旅に出たのではないかと言ってました。

シャケは道内では国と民間と109箇所あり、全道各地で人工ふ化放流が行われています。人工ふ化がすべてではない自然の状態でふ化して育っていく場合もあります。ただ、圧倒的に人工ふ化放流が多いのです。

釣り人はそのおこぼれを頂戴しているというのが私の認識です。

米国や川や湖のような遊漁券を求めて、釣りをすることが今後の日本でのあり方なのかなと思っています。居住者と非居住者、道外からの遊漁者などで区別する。持ち帰る匹数とサイズも制限する。ただ、このような制度になると誰が管理するのかという点が問題になるのではないか? 問題も山積ではあるとは思います。

釣り人同士が互いを監視し合うようなことでも、ルールが守られていれば問題ないと思います。

前置きが相当長くなりましたが、私もシャケ準備をはじめました。今年はカラフトマスの豊漁の年でしたが、いろいろな制限がかかっていたので今年は様子をみようと思い、断念しました。というわけでシャケだけの準備となります。

仕掛けは、浮きルアーと浮きフカセです。朝はほぼルアーで、日中じっくりやれる時間があれば浮きフカセで行うのですが、飛ばし浮きフカセで必需品はこちらです。

フカセにとってサルカンは重さが重要と考えているので重さがないのが理想と考えます。サルカンが重いとウキの浮力が妨げることになるのでこれを使っています。

プラスチック製のサルカンを使っています。これが唯一のこだわりです。これ以外はこだわりがほぼありません(笑)。あえて言うならラインは細め目を使っています。障害物がなければ、PEは1号でリーダーは3号です。シャケだけはフロロリーダーを使っています。激戦区にいくとPE3号なども使っていましたが、今はいくこともなくなりました。河口も3号を使っています。

あと、まだありました。変わり者なのか? 本当にそうなのかという疑問が浮かぶと試してみたくなります。シャケも諸説色々とあり、悩んでばかりではあります。それは餌についてです。昨年はナスで食わせることができました。今年はこんにゃくでチャレンジします!

なかなか面白いことするでしょう(笑)。

ルアーも色々と試してみましたが、それほど大きな差がないと思っています。もう、しばらく新しいルアーは買ってません。ロストすることもあまりないので10年物とかあります。大抵はお気に入りを使っているので使うこともないので釣れてないというのが本当のところだと思っています。

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