今日の動画はイカメタルゲームをお届けします。動画は残り2時間くらいからになっていますが、ダイジェスト版ではございます。落とせば釣れるという時もありますが、最近は渋いことが多いような気がします。渋いと言っても40杯くらいは釣れるのですが、イカ全体の群れが小さい感じがしています。
先日はシンコも多くいたので、一旦釣果はもっと落ちるかもしれません。シンコが成長して大きくなるのはもっと季節が進まないと駄目かも知れません。
積丹で夏に釣れるイカはスルメイカです。スルメイカはツツイカの中でもっとも獰猛なイカと言われています。スルメイカはキビキビ動くものにとても興味を示すためにステイよりは動きに反応します。動画ではワンピッチやハーフピッチを頻繁に使っています。とにかく動かすことをおすすめします。
イカメタルのYouTube動画ではステイを基本としていると思いますが、スルメイカのステイは1・2秒程度が良いように思います。あまり長くステイをして触ることはあまりないように思っています。
イカ全体の群れが小さいことから棚を共有するという本来の釣り方はなかなか通用しない感じがします。全体の棚を探ることが必要になり、固定の棚での狙いはちょっと難しい感じです。しかし、今までの経験から言うと20m前後は熱いゾーンで上にいけば10メートルまでは探る棚でもあります。私は25メートルから10メートルを良く誘う棚としています。
この動画では撮影できていませんが、イカが抱いて次の瞬間に仕掛けがプチン! 多分ブリだと思いますが、かけたイカをブリが食ってしまった。仕掛けは新品のエステル4号を使っておりイカではまず切れないはずです。ドンと来た時は2杯ついたなと思った瞬間にテンションがなくなりドロッパーが1つだけになってしまいました。もっとも釣れたドロッパーを奉納してしまいました。もう、買うことが難しいのでテンションダダ下がりでした。
まだ、マグロのような魚影はないので多分ブリクラスだったとは思いますが、一瞬の出来事! これからは想像以上にやられるのを覚悟しなくてはならないかも知れませんね。なので、仕掛けは複数必要です。ラインさえあれば即席で作れるのでそれでもいいのですが、やっぱり時間がもったいないですから予備も持って行った方が無難です。
今回のワンピッチ・ハーフピッチは映像を見てもらうとわかると思いますが、とにかく止めないことが秘訣です。本来のイカメタルのアタリとは随分と違いますけど、これはこれで楽しい釣行になります。