ネタがだんだんとマンネリしてしまうのですが、今回はリールの話なのですけど今回はSW機でのセルフメンテです。SW機は構造がもともと水が侵入してこないように作られています。
2年前に購入したSW機が昨年からキュルキュルと音がなりだしていました。今シーズン使った時もキュルキュル音がますますひどくなったので、シーズンイン前にオーバーホールも考えましたが自分でできるところまではやってみようと思いました。キュルキュル音がどこからしているのかがまずはわからないので一つひとつ確認からはじめました。
すべてを分解したことはまだないので、自分でできる範囲は限定的です。ドラグやラインローラー、ハンドル程度は簡単なのでセルフで誰でもできると思います。ピニオンギア、シャフトやドライブギアまでやってみたい感じはするのですが、未だに決断ができません。今年の年末にはチャレンジしてみたいと思います。
今回の内容なのですが、どこからなのか? ハンドルかシャフトかそれとも内部で音がなっているのかまったくわかりません。なのでまずは簡単なハンドルシャンクを分解してベアリングの注油とグリスアップとシャンク部分にグリスを塗りました。シャフトの受けに本来より多いオイルを入れドライブギアまで達してくれればいいなとも思っていました。ただ、入れすぎなので真似はしないでください。
オイルかグリスか論は色々とあると思いますが、私はどちらかというとグリス派です。オイルの方が軽くて良いという意見が多いですが、グリスで長持ちして水の侵入も防げるという点が軽いという点を勝っていると思っているからです。壊れてしまうよりは、ほんの少し重くなったとしても汚れが侵入しない方を選んでいます。
ハンドルを一旦戻して、回転させました。まだキュルキュル音は治りません。次にピニオンギアにオイルを差す作業なのですが、SW機は水が侵入しないようにカバーがあります。(汎用機でも上位機種にはカバー)リテーナーという部品がありドライブシャフトを覆っておりリテーナーは外してからでないとドライブシャフトにオイルが入っていきません。
この部分です。
本来であれば、1滴程度とされています。3滴くらいを入れてスプールを組み回してみると音がしない。ドライブシャフトが鳴いていたのです。もっと早くメンテしておけばよかったと思ったのでした。オーバーホールしかないと思ったのでしたけど、後は釣行してどうかになりますけどひと手間で蘇るのでぜひチャレンジしてみてください。
先程、オイルかグリスかの話をしましたが、海水が入ることが多い部分にはグリスをたっぷりと塗っています。溢れてくるグリスはゴミも拾うのでしっかりと余分な部分は拭き上げています。
ここまでやる必要はないとは思いますが、シマノのオーバーホールに出した後どんな状態なのかを見たことがあります。その時もグリスが必要な部分にはたっぷりと塗ってあったので問題はないかと思っています。