【Dカバー締付け治具】ツインパワーSW10000~14000、ステラSW10000~140000番で必要

マグロ釣り
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ツインパワー10000PG・14000XGとステラ14000XGはヒートシンクドラグが採用されていて、これを外さなければ裏側のドラグワッシャーの清掃が出来ません。ヒートシンクが取れることを知りませんでした。ある道具を使うことでヒートシンクを取りメンテナンスができる!

汎用リールではごく当たり前のドラグワッシャーは上部にしかありませんがSW機になると上と下からもドラグワッシャーがあり、断熱ワッシャーもついています。

ドラグについては、大型魚になればなるほど重要になると思います。大型でなくともリール対応できるサイズを選ぶことも重要。ドラグがでることでラインブレイクも避けることができますからね。

ヒートシンクはネジ6本で止まっていますのでまずはヒートシンクを外します。そして【Dカバー締付け治具】を反時計回りにまわしドラグカバーを外します。

カーボンの粉が大量に出ています。ドラグを酷使したことが目に見えることができます。ドラグ板にもカーボンの粉が熱によって付着して、取りづらかったです。パーツクリーナーを噴いて、パーツクリーナーに漬け込んでからきれいに清掃しました。

粉だらけでカーボンがすり減っているので交換したほうが良さそうかも知れませんが、とりあえず組み直してから来年に間に合うように注文したいと思います。右の色が茶色が断熱ワッシャーでヒートシンクに採用になったものです。

この汚れを見たときに良い仕事してくれていたことを実感しました。すべてを清掃してグリスアップして組み立てが完了しました。順番などを記録しながらでしたので時間は40分くらいかかってしまいましたが、次はもっと手早くできるでしょう。

039682 19ステラSW 14000XG

マグロキャスティングの場合、私は5.6キロで初期設定をしています。いきなり10キロとかにすると身体ごと海に引きずり込まれそうになります。そんな経験をしました。5.6キロでスタートしてフッキングも終わり、ファーストラン中にドラグ力をあげて10キロ程度にするとリールとロッドでのテンションをかけることで意外に早く船べりまで寄ることができます。

ファーストランの最中にドラグ力をあげていくのですが、30メートルくらいしかラインは出ていないのに、スプールは非常に高温になります。いつ止まるのか? 熱には耐えられるのか? 見えない相手に焦ってしまいます。300メートルのラインなので焦らずやれば全部出されることはないと頭ではわかっているものの、ラインが出ていく勢いがすごいのでどうしても焦ってしまうのです。

ラインが出なくなる程度までドラグ力をあげて、マグロの抵抗に抗います。時にはドラグマックスまでかけたりしますが、途中でドラグを緩めて10キロ前後でマグロとのファイトを楽しみます。

マグロだけではなくシャケ・マスもファイト中に少しだけでる感じで調整しています。チリチリと出る感じがラインを保護する意味でも良いとは思います。

大型リールのヒートシンク採用リールでは必要になってくる道具、Dカバー締付け治具が届きましたので早速分解してみました。なかなかの構造で流石は大型リールという構造です。大型と言っても番手が違うと構造が異なったりしますので、注意してください。ステラSWの4000番はほぼ汎用機の構造なんで水に強いぐらいでしょうかね。

リールって色々と見ていくととてもおもしろいので、自分なりに何を狙うのかによってリール番手を選ぶのはとても楽しいです。たとえば、ステラの場合本体は2500SとC3000XGはスプールサイズは一緒でギア比が違い、ドラグ力も違ってきます。なので、ギア比を低くしたいけどドラグ力はアップしたいとなると2500SにしてC3000XGの替えスプールを購入するとギア比を調整するような釣りができるということになり、釣りの幅が増えます。他の機種でも色々と変えることができるので調べてみてはどうでしょう。

ギア比はこだわった方が釣りが楽しくなります。同じようにリールを回転させるつもりでも、魚にとっては違う動きをしているはずです。はずです(笑)。釣りを長くやっているとこれつれそうという時ありますよね。特にジギングは良く感じませんか? あれ、これは釣れる感覚です。

下から10巻きくらいまでは重いけど、11巻きになったら軽くなる。潮が効いている場所はやっぱり魚もいますからね。

釣果も大切ではありますが、自分の考えと思ったとおりに釣れた時は喜びも大きいです。これこそ釣りだと私は思っています。

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