2023年1月24日投稿 追記2023年2月23日
シマノインストラクターの松岡 豪之さんが次のような動画を公開しました。内容はこの記事のローリングスイベルとソリッドリングの使い分けという動画でした。
内容を簡単にまとめると次のようになっていました。
・スピニングとベイトで分ける。(スピニングは構造上、ラインがねじれやすい)
・ジグのアクションによって分ける。(対称と非対称で分ける。中でもテール重心はソリッド)
・潮の流れで分ける(潮がない場合はソリッドリング)
ローリングスイベルの場合はフッキングがイマイチのように感じる。と言ってます。サイズはジグにあったものを選ぶ方が良い。ブリはローリングスイベルが良いような気がする。とのことです。
まぁ〜、概ね同じような意見だと思って多少ホッとしています。
ジギングでは、ソリッドリングでの接続が多いのかも知れません。リーダーからソリッドリングそれからスプリットリングでジグが一般的ですが、スイベルでの結束する時もあります。
スイベル・スプリットリング・ジグパターンとソリッドリング・スプリットリング・ジグパターンがありますが、ジグの動きがわかるとどちらが良いのか判断できるはずです。回転するようなジグはスイベルが良いですね。
スイベルの使用については使わない方が良いという意見と使った方が良いという意見があるのでどちらか正解なのかはわかりませんが、私自身はジグの動きと水深によって使う、使わないを分けています。
ただし、アシストBBスイベルはすでにソリッドリングがついているので、アシストフックはチチワを作ってソリッドリングに接続するのでアシストBBスイベル用に作る必要があります。
私のひとつのこだわりがあって、アシストフックの可動域をどれだけ広くするのかを考えています。スプリットリングにジグとアシストフックが同じリングに接続されているとそれだけで可動域は狭くなってしまいます。
行き着いたところはアシストBBスイベルを使わない時はコンビリングを使うところです。ソリッドリングがすでに繋がっていますので強度も高いし、アシストフックの可動域も広いのが特徴です。それと非対称のジグでもどちらにつけてもOKなのです。
スプリットリングはジグだけにしておく、ジグはロストしたとしても魚はキャッチできる可能性が高くなるからです。だったら、スプリットリングの強度を上げればいいという話になるでしょう。しかし、スプリットリングの強度を上げると水の抵抗は大きくなります。良く言われるのはフックの重さやアシストラインの太さで釣果は変わると言われています。
軽く、細くすることは釣果に大きく影響すると考えています。チェイスはあるけど乗らない場合は典型的にフックが大きいのが原因ではないでしょうか。
ジグも大切なアピールポイントではありますが、それよりフックをより考えています。フロントはもちろんですが、ジグの形状によってはリアフックがテーリングを起こしてしまう。俗に言うエビるです。
これは、リアフックがジグを追い越ししすぎてリーダーに絡んでしまうことでおきます。ロッド操作にも問題があるかも知れませんが、大抵はロッドが柔らかすぎるのが原因かも知れません。テーリングは時間のロス以外のなにものでもないです。ボトムでテーリングを起こしてしまうと巻き上げてテーリングを直してまた、投入するという手間が掛かる上に巻き上げてくる最中では確実に釣れることはないでしょう。
北海道ではなかなか使う機会がないのですが、ワイヤー入りのアシストラインは今年使ってみたいラインの一つです。本来は、歯の鋭いサワラやタチウオなどように使われるのですが、ワイヤーが入っているのでその分、ラインが細いので使ってみる価値はあるかなと思っています。ただし、ワイヤーが入っているので比重が重くなってしまわないかは検証をする必要がありそうです。
8号あれば十分かとは思います。
今回ご紹介したソリッドリングのコンビですが、なかかな売ってません。今、そのメーカーさんの直販で注文している商品があるので、そちらが揃ったら改めて紹介したいと思います。
こんな商品が欲しかったというような商品なので、楽しみにしておいてください。