PEラインには4本組、8本組、12本組など色々な組数のラインが販売されており組数によって価格も違っています。
今は4本組を使わなくなったのですが、その理由は音鳴りがどうしても嫌なのです。4本組は1本1本の糸は太い、8本組は1本の糸は細いとされています。なので場合によっては4本組の方がメリットがある場合もあるでしょう。
種類は少ないですが、4本組も3種類ほど使ったのですが、どれも音鳴りがしました。ルアーフィッシングの場合の釣行時間は圧倒的に釣れていなく、ただただ巻いては投げを繰り返しています。10時間の釣行で1本釣れたとして、そのファイトタイムが1分だとすると全体のたった0.16%となります。
99.83%は投げて巻いていることになります。キャストはそのうち10%だとすると残りの89%は巻いている時間か休憩している時間になります。巻いている時間にストレスを感じてしまうと辛いものがあります。
ではどこで音が鳴っているのだろう? ガイドとラインが擦れている音になります。擦れている音が心地よい人もいるかもしれません。ラインがデコボコしていてコーティングがあまい場合があるのだと思います。その分安価ではあります。
ふとした時にこの音、魚に聞こえているのではないかと思って調べたところ、同じように考えている人がいました。糸を伝わってギシギシする音が魚に警戒心を与えてしまっていると考える人がやっぱりいたと思ったのです。
そこから自分なりにも調べてみたところ、空気中で聞こえる音より4倍から5倍の早さに水中にも聞こえるようです。正確な数字は調べる術がわからないので憶測部分が多くなってしまいますが、たぶん魚にも届いているように感じます。
釣りのスタイルによって違うのですが、繊細なリトリーブが必要な釣りはナイロンが良いのかも知れませんし、8本組が必要となると思います。
ビックゲームでも以前紹介した。シングルフックセッティングはスプリットリングとフックが当たる金属音は少し工夫が必要だな〜と思っています。トップのほっとけ系はあまり気にする必要は無さそうですけど、ジャーク系は極力しない方が良いのではと思うようになっています。
スプリットリングとルアー、フックが擦れる音を嫌がってリングなしでアシストで結束している人も多くいるということも知ることが出来ました。
音問題はなかなか奥が深いように思います、後は実釣して判断するしかないようですが、そのチャンスもそうそうある訳ではないのが悩ましいところではあります。
次回は、アシストだけ組んだものを紹介していこうと思っています。