古平漁港がついに「全日釣り禁止」に!
北海道・積丹エリアの人気釣り場であった古平漁港が、2025年3月から全日釣り禁止となってしまいました。
この漁港は例年、特に9月〜10月の鮭釣りシーズンに多くの釣り人が訪れるスポットでしたが、残念ながら今年からは通年での釣りが制限されることになります。
以前の記事では、【期間限定の釣り禁止措置】として報じていましたが、今回は完全に状況が変わってしまいました。
👉 以前の記事はこちら 2023年9月の記事です。
なぜ「全日禁止」になったのか?原因は3月のトラブル
2025年3月、釣り人と漁業者との間でトラブルが発生しました。
詳細な経緯は公表されていませんが、「迷惑駐車」や「立入禁止区域への侵入」「漁業作業への妨害行為」が絡んだとの情報があります。
この出来事が決定打となり、漁業者側が一斉に強い措置を要求。
これまでは「イエローカード(期間限定禁止)」でしたが、今回はまさに一発レッドカード=全面禁止という判断に至ったようです。
釣り人完全排除…ではない?一部容認エリアあり

すべての釣り人が追い出されたわけではありません。
例外的に釣りが容認されているエリアが、古平港にはいくつか存在しています。
容認されているエリア:
- ✅ 東防波堤(ただし工事の影響あり)
- ✅ 西防波堤の一部
ただし、“許可されている”わけではなく、“容認されている”だけという点に注意が必要です。
利用にあたってはマナーを守り、現地の看板や漁業者の指示に従いましょう。
東防波堤は工事で立ち入り禁止になる可能性も

現在、東防波堤周辺では漁協建物の移転計画が進んでおり、移転後は中型船の揚げ場として整備される予定です。このため、今後は東防波堤も立ち入り禁止エリアになる可能性が高いと見られています。
今のうちに利用できる状況でも、突然の立入禁止措置が入ることがあるので、最新の情報には常に注意が必要です。
工事期間は令和16年度までと10年間となる可能性があります。
最後に:釣り人のモラルが問われる時代に
今回の「古平漁港 全日禁止」は、釣り人全体に対する強い警告とも言えます。
一部の釣り人のマナー違反が、地域全体の信頼を損ない、多くの人に影響を与える結果となりました。
「釣りは楽しむもの」であると同時に、「漁業との共存」が求められる時代です。
これ以上、釣り場が失われないためにも、私たち一人ひとりがルール・マナーの徹底を心がけていきましょう。
📌 現地を訪れる方へのお願い
- 🚫 駐車は指定された場所のみ
- 🛑 関係者以外立入禁止エリアへの侵入はNG
- 🔈 音楽・騒音などの配慮を忘れずに
- 🗑 ゴミは必ず持ち帰ること