今は、都会と田舎の2拠点で生活をしています。田舎は家の裏がもう漁港でいつでも釣りが楽しめる環境ではあります。釣りが大好きな方はそんな生活をしてみたいと思っていると思います。私もその一人でしたから良くわかります。
でも、田舎は暮らしという点だけを考えるとやっぱり不便ではあります。とくに都会からくるととても感じます。私はキャンプなども好きなので不便さを楽しめる性格なのでしょう。なので、楽しいと思う方が大きいです。
ほんと不便なんですよ(笑)。コンビニは町に一軒しかありませんし、スーパーなども車で20分走らなければありません。でも、私自身は好きな時間に釣りができる幸せを全身に浴びながら生活しています。
そんな釣りなのですが、私が育ったのは富良野という「北の国から」のロケ地です。いまでこそ有名な土地になってしまいましたが、私の幼少期は、富良野といえば「へその町」と小学生になった頃にスキーワールドカップが開催されたので、有名な所はスキー場くらだったと思います。
釣りを始めたのは、小学生の時で富良野は北海道の中心に位置しているので海などはありません。なので、川で覚えました。と言ってもそんなに遠くに行けるわけでもなく、釣りする友達も数名で川遊びの延長が釣りだったのではと思います。川なので、今考えればとても危険な場所に行っていたと思います。川は空知川で本流ではなく、中洲のような大きな水たまりが私の釣り場でした。
釣れるといってもウグイがメインターゲットでした。家に持って帰ることもなく、キャッチアンドリリースで釣りのウグイの引きを楽しんでいたのではないかと思います。小学生ですから、餌を買うこともなく餌は自分で取るところからのスタートです。ミミズや水生昆虫、イタドリなどを捕まえては餌にしていました。
今思えば、何でも良かったのかも知れません。私が小学生の時はインターネットなんて代物はなかったですから、図書館に行き調べるのが日課でもありました。どんな餌が良いのだろうなど、釣りについて書いている本や魚の本が好きでした。
夢中になって川に行っていた頃、自転車で30分くらいのところに無料で楽しめる池があることを友だちから聞いて行ってみました。その池は農家さんが趣味で鯉を買っており、一つの池は釣っても良いというパラダイス的な場所があってからは、鯉釣りに変わりました。危険度は川より数段安全なので、釣りと言えば鯉釣りになったのです。
ですが、そんなに長くは続かなかったのです。理由は簡単で釣れすぎるのは、私的にはまったく面白くなかったのです。ウグイから鯉になって、釣れた時の引きは数倍で面白かったのですけど、本当に釣れすぎるのです。
餌が豊富ではないので、どんな餌でも釣れちゃうのです。スイカやメロンなどなんでも池になげれば即釣れる。面白いようで、まったく釣りらしくない、川のウグイの方が楽しいのです。自然の中なので釣れない日もあります。釣れると言っても数匹です。そんな釣りが実は今でも好きなんです。
釣果がなくても、釣りをするための準備をするのが楽しいし、釣行後の自分自身の反省や道具メンテなどが釣り以上に楽しかったのでしょう。いまでもその傾向にあります。
私が初めて、海での釣りは高校生の時です。高校は富良野ではなく札幌の高校に進学しました。その時に下宿させてもらったのが、叔母の家でした。叔母の旦那さんが釣り好きで、つり堀や3ヶ月に一回くらい釣りに釣れていってもらいました。そこで初めて釣り会にも参加しました。
初めての釣り会は、坊主でしたが夜中寝ないで釣りをしたことは大人気分だったことは覚えています。札幌の高校にもなれ、都会の札幌の生活にも慣れてきて、釣りより面白いと思うことに出会ったために釣りはしなくなりました。都会は色々と楽しいことが豊富にあったのが原因だと思います。
釣りを再開したのは、8年くらい前からなので随分とブランクもあり、手頃なリールと手頃なロッドを購入してからのスタートでした。
釣り道具も進化していた事にも驚いたものです。始めは総額を抑えて購入したのは釣りの熱が上がるかどうかが微妙だったので、全体をおさえました。予想は外れて釣りの魅力に取り憑かれてしまったのです。道具を揃える資金も昔とは違い自分で好きな物を買えるので、道具選びも楽しい釣りの一部です。
釣れる釣れないのは、リールやロッドがどうであれ対象魚にさえ合えば問題はないのです。弱いリールやロッドでも時間をかけて無理なく取り込めばキャッチもできると思います。今のラインナップも5年を掛けて集めました。
結果的に私が強く思うのが、リールはもっとも良いリールを買うことです。ただ、大切にしすぎると釣りにならんこともありますけど、リールはメンテナンスさえしっかりとしていれば10年は使えるものとなります。自身でメンテができるとより長く使えると思いますし、潮を浴びるような釣りをしなければ、3〜5年に一度程度のオーバーホールで十分だとは思います。高いリールなので釣行後に水洗いなどをする人が多いと思うので、また長持ちします。
高額なリールでも10年程度で部品の供給が終了するので、そうなる前に完全オーバーホールは必須かと思います。あとは壊れるまで使えるので15年の寿命となるはずです。本体価格は70,000円前後(ポイント割引含む)、10年で3回のオーバーホールで2万円(初回1万円、2回目1万円、3回目10年1万円)とすると10万円で月額6700円となるのでそれが高いか安いはご自身の判断ですね。年に何回釣行にいくかという問題もあります。
海が近すぎるので、100回以上は釣行しますのでオーバーホールも定期的に行っています。年に10回程度であれば、釣行後の水洗いとオイル、グリスをメンテをすると10年の部品供給がなくなる前にメーカーに出すのが良いのではないかと思います。メーカーで部品供給がなくなっても、リールメンテナンス専門店に持っていくとより長く使えることになるはずです。
大切に使えばより愛着も湧いてくるので、たとえ釣れなくても楽しい時間を過ごせると思います。
【ロッド】
ワールドシャウラ [WORLD SHAULA] 2832RS-2
ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2651F-5
ネッサ CI4+[NESSA CI4+]S1002M
ネッサ CI4+[NESSA CI4+]S1102MMH
スコーピオン[Scorpion]2832RS-2
スコーピオン[Scorpion]2600FF-5
フリーゲーム [FREEGAME]S96M-4
フリーゲーム [FREEGAME]S60L-3
ボーダレスBB(オリジナルモデル) [BORDERLESS BB ORIGINAL MODEL]380M-T
【リール】
ステラSW[STELLASW] 4000HG
ステラ[STELLA] C3000XG
ステラ[STELLA] C2000S
ツインパワー[TWIN POWER] C3000XG
ツインパワー[TWIN POWER] C2000S
ツインパワー XD[TWINPOWER XD]C3000XG
ストラディック [STRADIC] 4000
【ライン】
ピットブル8 [PITBULL 8]
ピットブル8+ [PITBULL 8+]
ピットブル 12 [PITBULL 12]
【リーダー】
シーガー プレミアムマックス
シーガー グランドマックスFX