土曜日に漁港内で群来が見られたと友達のおじさんから情報をもらったので早速漁港へ行ってみました。すると多くの人がホッケをクーラー釣りしてました。
多くの人がワームで釣っていたので、準備をして夕マズメに向けて行ってみることにしました。ワームが主流で、エサ釣りをしている人はいない感じだったので撒き餌をもっていきました。
サイズも良く楽しむことができました。でも、狙いはニシンだったのですけど、本命のニシンは釣れませんでした。ホッケは暗くなるに釣れて浮いてきてイレグイ状態で、時間にして1時間程度でしたが満足いく釣行となりました。
家に帰ってわかったことがあります。ニシンが相当いたということです。
理由は帰って来て、ホッケを捌いたところ大量の卵を食べていたのです。胃袋の中に卵が大量で、ホッケのお腹がパンパンなのは卵だったのです。ニシンは釣れなかったのですが、ニシンの卵を食べるために岸にやってきているのだと思ったのです。ニシンは釣れませんでしたが、ニシンがいたことが確認できたと思っています。
最初に言った、群来があったということは当然ニシンの群れが入ったということです。元漁師の方も群来だと言っていたのでその情報は間違いがないと思います。ただ、この手の情報は自分が確認するまでは本当の情報なのかという点は正直、疑わしいと思っています。
自分が確認できたのであれば間違いないとは思います。人を信じていないわけではないのですが、見間違いなどもあるのでこの点は慎重に思いたいと思います。
以前、漁師の方とニシンについて話たことがあります。昔は、ニシンで湧いた時期もあったけど最近はあまり聞かないな〜と言われていました。その理由は海藻が少なくなったと言われていました。
ここでニシンの生態を少し話ていきたいと思います。自分の知識と調べたことを織り交ぜてお話させていただきます。
ニシンは春告魚と言われるように春に産卵のために沿岸にやってきます。石狩湾が有名で、石狩湾は非常に広く積丹岬から雄冬岬までを一般的に石狩湾といわれているようです。石狩湾系・サハリン系、などがあり石狩湾を中心とした沿岸で生まれ、湾内を回遊し成長する。成長が早く、2歳で成熟し産卵する。
産卵は個体の大きさによって違うようです。24cm-2.2万粒、28cm-3.8万粒、32cm-6.5万粒、36.6cm-9.3万粒 との報告があったようです。釣れたホッケすべてに卵を食べていたようですので、ニシンの数も相当数だったのでは思います。
産卵は水性植物(アマモやコンブなどの海藻類)に産卵します。逆に言うと漁港内でも海藻類がなければ産卵はしないということです。
この漁港はあまり海藻類が少ないとは思っていたのですが、今回群来があった場所に行ってみると足元にしっかり海藻がありました。これですべてがつながった感じがあります。
ニシンというと石狩・余市・小樽が有名ですが、石狩湾なのでどこで群来があってもおかしくなくのです。ただ、1日から多くて3日ですので見逃している可能性が非常に高いのではと思います。いつかのテレビでは朝里でも確認している映像があったので情報は大切ですね。
今回のホッケですが、西しゃこたんにも負けないほどの数がいたと思います。というのは、夕マズメでホッケを狙ったことがなかったので、少しびっくりしました。いままでの経験からいうと日の出で薄明るくなった頃からしか釣れないというイメージが強くあったので、動画の後半では薄っすらと映っていますけど肉眼ではほぼ見えないくらいでも、真っ黒になって群れがいて活性も良かったです。
明日は早朝から行ってきたいと思います。どんな釣果になるか楽しみではあります。
にんしがまだ居てくれればよいのですけど、3日目なので期待薄かも知れません。