毎週火曜日と土曜日に投稿をしてきて4年が経ちました。途中時間に間に合わない投稿もありましたがなんとか続けることができています。週2回は結構大変で、ネタにいつも困っています。釣行に行けば、何かと気づきなどもあり書くこともあるんですが、この時期はなかなか釣りに行けてません!
正月に書き溜めておいたものの連載が始まりました【より大きな魚への挑戦】毎週火曜日の投稿で2月いっぱいまでは連載になります。大型魚に対してのライン強度やラインシステムが主な内容になっています。ラインの強度に対しての内容がこの連載のきっかけになりました。
連載は長くなりますが、ライン強度に対してことがメインとなっています。ナイロン・フロロ・PEと順に結束した場合に強度が落ちていくなど、気になることをまとめています。
大きな魚対象なんで、そんなの狙っていないという人でもメーカー発表の数字には相当なばらつきがあります。例えば、150kgのマグロを釣る人のラインシステムはPE12号でリーダー220lbくらいでしょう、へーと思うかも知れませんが、PE12号(オシア8)の強力は78.5kgなんです。リーダー220lbの強力は79kg前後なんです。あれっと思いませんか? さらに結束するともっと強力は下がります。
シャケを釣るのに0.4号を使う方はいないでしょうが、0.4号でもマグロの例から言えば釣れちゃうんですよ。3kgのシャケであれば、0.4号の強力は4.2kgなんで十分という話になってしまうのです。
不思議に感じますよね。PE12号の強力の2倍の150kgが上がるのであれば、シャケの3kgなら理論上十分ということになる! 水の中にいるので浮力があるので切れない、陸上で直接ラインで持ち上げれば120%切れます。重力があるので、150kgの荷重がかかってしまいます。水中では1/10程度になるので15kgくらいの重さになる。色々不思議ですよ。
こんなことを私の経験と共に話ています。
積丹でのクロマグロキャスティングゲームも時代と共に変化しています。ステラじゃなくても釣れますし、高級ロッドじゃなくても釣れます。一度、夢の大物を手にすると他の釣りに対しの感覚も大きく変わっていきます。
一般的に言われるラインシステムも当てにはなりませんし、実際に自分がセットしてラインシステムの強度を測ると驚くことがありますよ。
今、セットされているラインを新品に変える前提として、ノットが組まれたままでPEラインを長めにカットして魚を測るデジタルスケールがあれば、それで切れるまで引っ張って何キロで切れるのか? どこで切れるのか? これがわかればノットの強度を上げるためにノットの練習をする。ラインやリーダーを違うものに変えるなど、次出会う魚のために準備をする。
釣りは性格が出るので見ているととても面白いですね。釣りに関しても、ただ量を求める人、質を求める人などそれぞれですが、お互い楽しく安全に人に迷惑を掛けないようにしていきましょう。