7年前のリールを分解してみましたが、ゴロツキが半端ない初動に力を入れないと回らない状況でした。バラしてわかったのですけど、ハンドル部分からの海水が侵入したと思われます。
とてもリーズナブルなリールです。Amazonで新品で4700円でした。発売当時はどのくらいかわかりません。今回の修理はドライブギアとボールベアリングが固着して。どうやっても取れません。ギアを壊れるくらいに色々やっても駄目だったので。部品を注文しに近くの釣具店に行き、注文を完了後。10日後に連絡がきて、早速組み直しをしました。
新品の状況が分からなかったので、元通りになったのかはわかりませんけど釣りには支障のないほど復活しました。部品代は1870円とそこそこの値段になりました。ドライブギアは注文しなければならないとは思いますが、調整座金セットとボールベアリングは他でも調達できます。1400円くらいで修理が可能だったと思います。
部品番号 41 S part 101RG ドライブギア組
部品番号 42 S part 10JDC 調整座金セット
部品番号 43 S part 107AT ボールベアリング(7×13×4)
ベアリングがギアと一帯になっている感じですね。本当は別々の部品です。もう一枚の写真を見てください。反対側です。
若干の塩はありますけど、ギアはまだ使えそうです。細かくみてみると一部のギアが欠けている箇所が3箇所ありました。ゴリゴリだったのを無理やり回したことによりギアが欠けたのだと思います。
この現状をみて、ハンドル部分からの浸水だと思います。リーズナブルなリールはパッキンなどがない場合があります。このセドナもパッキンはないタイプです。
これを防止するには、ハンドルと本体の接続部分にグリスを目一杯つけて海水の侵入を防ぐようにするしかないと思います。新しく購入したベアリングにもグリスを入れました。回転を軽くするよりは、耐久性を重視したかったのでグリスにいれました。
ハンドル部分にパッキンがないリールは、ハンドル根本にしっかりとグリスを入れておけば、侵入してくる海水などを防止できると思います。一度、ハンドルを外して確認してみてはいかがでしょうか。