【2025年最新】クロマグロキャスティング&ジギング完全装備|PE5〜10号を自在に操る“勝負タックル”全公開!

マグロ釣り
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クロマグロに挑む2025年のシーズン。
私は、今年のタックルを「バランスと対応力」に重きを置いて再編成しました。

私が現場で実際に使用するキャスティング&ジギングタックルを公開しながら、なぜそのセッティングにしたのか、どう使い分けるのかを詳しく解説していきます。


キャスティング3本体制|状況に応じて使い分ける“マグロ戦術”

① オシアプラッガー フレックスドライブ S83MH × ステラ 10000HG(PE6号)

  • 軽量&高感度の機動派タックル
  • 使用ライン:PE6号 300m(スプール変更)
  • ルアー操作性◎。細かいアクションが可能。

このタックルは、プレッシャーの高いナブラや食いが浅い状況に対応するための一本。
スプールにはPE6号を巻くことで重量にも耐えられる。比較的、柔らかいロッドなので飛距離も稼げ、しかもキャスト時の“抜け”がとても良い。繊細なトップウォータープラグの操作にも長けており、「食わせの釣り」がしたいときに最適です。

ステラ 10000HGを使用することで細かいアクションができます。スプールは14000番を使いライン量を確保。10000番と14000番は基本は同じでギア比が違うだけ、ツインパワーも兼用可能!


② オシアプラッガー BG モンスタードライブ S86H-3 × ステラ 14000XG(PE8号/PE6号)

  • バーサタイルな中核タックル
  • メインライン:PE6号/予備スプール:PE8号
  • 遠投力、操作性、パワーのバランスが優秀

このタックルは、PE6号をメインにしており予備としてPE8号も準備しています。シーズンが始まり各地でも大型化になっているので、メインと予備が入れ替わるシステムにしています。
ナブラ撃ちの射程をしっかりと確保しつつ、キャスト後のアクションレスポンスも良好。ベイトサイズが小さい時や、プレッシャーのかかる状況で食わせを重視するスタイルに最適です。「ナブラが出た。でも食わない…」そんな時に信頼して投げられるのがこの一本です。


③ オシアプラッガー フルスロットル S82XH-3 × ステラ 18000HG(PE10号/PE8号)

  • “決戦仕様”のファイト用タックル
  • メインライン:PE10号/予備スプール:PE8号
  • ドラグを緩められない場面で主導権を奪う力

近年、積丹でも大型化しているのでラインも太くする傾向があります。ターゲットが見えており、大型の場合は迷わず手にするタックル

70kgクラスのクロマグロと真正面からぶつかるとき、このタックルが真価を発揮します。
PE10号×18000HGは、相手に一瞬でも主導権を握らせたくない場面で必須。短時間で勝負を決めたい状況においては、このセッティングにしています。

「掛けたら獲る」それを実現するための、最も信頼しているタックルです。


ジギングタックル:沈みマグロと潮目攻略の切り札

オシアジガー リミテッド S62-4(スピニング) × ツインパワー 10000PG(PE5号)

  • 使用ライン:PE5号 300m(10×10)
  • 推奨ジグ:180g〜350g
  • 水深60m〜100mクラスの反応打ちに強い

ナブラが出ない日、クロマグロが沈みがち…そんな時にはジギングの出番です。昨年はジギングが優勢でした。
ツインパワーPGの低速巻きは、ドテラ流しでもライン角度が立ちやすく、ジグの挙動が安定します。
潮の変化、海中の反応に素早くアジャストできるのがこのセットの魅力。フォールでのバイトが多いのでフックはリアが基本。

ジグの動きを予想しながら、潮に刺すイメージにしています。キャスティングで1本、ジギングで1本が2025年の目標です!

マグロが出なかったら、ジグで“獲りに行く”選択肢を持て。


ライン号数別|システムの組み合わせと戦術的運用

PE号数使用タックル想定状況・運用意図
PE5号ジギング:オシアジガーリミテッド S62-4 × ツインパワー 10000PGジグによる反応打ち/沈みマグロ攻略/水深60m〜100mの潮目ジギング
PE6号・8号キャスティング2機種
① フレックスドライブ S83MH × ステラ 10000HG
② BG モンスタードライブ S86H-3 × ステラ 14000XG
食わせ重視/小型〜中型ナブラ/飛距離が必要な状況/プレッシャー下の攻略
PE10号大型用キャスティング
フルスロットル S82XH-3 × ステラ 18000HG(MAXスプール)
70kg級マグロ対応/根のある海域/主導権を一切渡さない早期決着型ファイト

このように、ラインシステムをタックルに組み込んでおくことで、状況対応力が一気に跳ね上がります。


現場対応こそ、釣果を決めるカギ

  • 替えスプールはすべて即交換できるようラベル管理済
  • フックサイズ、スプリットリング、スイベルも号数に合わせてセット済

準備が9割。
現場に出たとき、「このナブラならPE6だな」と判断し、即座にスプール交換→キャスト→ヒット!
そんな理想的な流れが可能になるのは、事前にすべての想定をタックルに反映させているからです。


まとめ:タックルは“考え抜いた準備”で釣果に変わる

BG S86H-3とフルスロットル S82XH-3はパックロッドになっており、仕舞寸法が97cmと91cmとなっています。遠征を視野に入れたタックル。ANAも2026年から荷物の大きさ変更をするようです。釣具に関してはケースによって分かれるようですが、仕舞寸法は100cm以内であれば問題はないです。

沖縄・奄美でGTは夢ですね。3ピースは弱い感じがするかと思いますけど、使用感はまったく問題がありません。近年のロッドは本当に強いです。

2025年、私は機動力・柔軟性・一撃必殺の3つをテーマにタックルを構成しました。
キャスティング3本、ジギング1本、そしてPE5〜10号を状況に応じて切り替えられるこの構成は、「いつどんな状況でも勝負できる装備」だと確信しています。

今年も、日本海の夏は熱くなるはずです。
そしてまた、静かな水面に突如現れる“爆発”を待ちながら、私はこのタックルたちと共に、最前線に立ちます。

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