ラインとリーダー結束も色々と賛否があると思いますが、今年から試していく方法になります。ライン強度を調べたことから始まった今回の【より大きな魚への挑戦】ですが、今回はPEラインとリーダー結束になります。色々と参考にした、サイト、ブログ、YouTubeなどを調べて私なりに納得がいく作り方です。
PEライン本線にかぶせて使用するスペーサーはシマノが新商品で発売をはじめました。オシアカバードノットPE(新発売)はキャスト時のスムーズなガイド抜けを助けるスペーサーになっています。スクラム16は3年前くらいから人気になり、在庫がまったくない状態が続いた時期もありました。独壇場だったスクラム16はシマノが発売したことになったことで競争が始まるでしょう。
このスクラムはライン強度という点に関してはまったく関係がありません。PRやFGノットを組んだ際に段差が出来るのでその段差がガイドにひっかかり、エアノットになってしまう。キャスト時にリーダーより軽いPEが空中で追い越してしまい、エアノットになってしまう。など原因は複数あると思いますが、スクラムはエアノットを防止するのが役目になっています。ちょっとしたことなんですが、これがとても良いんですね。
私も使っていますがとても快適でエアノットはほぼありません。風が強い日、特に向かい風にはエアノットになることがありました。スクラム16は16本組のPEで中が空洞になっているのでその中にPE本線を入れてカバーし、リーダーとPE本線の段差が軽減していく、ラインの重さを出すなどでガイド抜けがよくなったり、重さのバランスがとれるようになります。
スクラム16は5mで900円前後です。金額的にはそうでもないと感じてしまいそうですが、ちと高くない? 長さは5メートルなので、1メートルのスペーサーなら5セット組めるのでそれでも良いという人もいるでしょう。でも、安いの見つけちゃったんですよ。現時点ではシマノのオシアカバードノットPEはまだ手元に届いていません。
現在の予約価格で2500円くらいです。30mでの価格なのでお安いですね。1m@83円程度です。スクラムは1m@180円、100円やすいのだったら、オシアカバードノットPEがいいと思ってしまっています。しかし、これがなかったので色々と探した結果、1m@9.5円の商品を見つけてしまったのです。
オシアカバードノットPEと触ってみて比べないとなんともいえませんが、試したのですがあまり良くありません。強度とは関係がないので滑りが良い方がいいですね。
今回の購入PEはこちらのです。→Ashconfish PEライン
16本編みです。中がもちろん空洞にできます。その中に本線PEを通して組んでいきますが、カバーPEの方は1メートルくらいにしています。滑りや編み込みの硬さなどを総合するとおすすめはできませんでした。安いだけではやっぱり駄目ですね。
価格も品質もシマノのカバードPEが気になりますね。予約注文はしていますので楽しみです。スクラム・カバーPEも一緒に編み込むのが最近の流行りですね。理屈は非常に簡単でとても納得します。
どこも売り切れ状態です。夏までに入荷してくればいいのですけど、もう一セット買っておけば良かったです(T_T)
多くの人たちがビックゲームをやることになり、一昔では難しかった大型100〜200kgがタックルの進化とラインの進化で実現可能になっています。私は積丹近辺なので100kgはなかなか難しいとは思いますけどね。年配の漁師さんから話を聞くと300kgも昔はいたんだぞ! という話を聞かされました。最近は大型化しているようにも思います。積丹で100kgを上げれる準備をしていきます。
ほとんどのアングラーはスクラムを組んでいるとは思いますが、その組み込む方が変化してきています。次回詳しく説明いたします。
それとオシア 17+ PEが15号というサイズを発表しましたね。価格も一流です(笑)。
ノットによっては強度は3割から4割落ちます – より大きな魚への挑戦①
強度低下? イモムシノットからスリーブ結束へ – より大きな魚への挑戦②