ロッドでも使われるコルクグリップシールを外した時はすごくきれいで眺めているだけでも至福の時です。しかし、飾っておくために購入したのではありませんから魚釣りに出かけるわけです。
するとだんだんと目抜けという現象になってきます。一部が小さい穴がポツポツの開いてきてしまいます。この目抜けをきれいに補修しようと思って色々と探したのです。友達に高いけど良いのがあるよと言われたのですが、音沙汰なし・・・。多分、嫌われているんだろうと思っています(笑)。
自分で探そうとなり見つけたのがこちら木材補修用ウッドパテ ラワンという商品でレコメンドをみても評価は良さそうでロッドのコルク部分を直している写真もあったので早速ポチ。
この木材補修用ウッドパテはアクリル樹脂系ということで水にも溶けにくいようなのでまずはやってみることにしました。両方とも 2832RS-2です。
用途
節目、釘・ネジ穴、割れ目、あてキズ、すきの間充填
・フローリング床、柱、巾木、階段
・木製ドア・木製サッシカーテンボックス・窓枠のアテキズ・割れ目に
・木製家具・木製玩具・物置
・木材の塗装前の下地
パテの色がコルクに近いため、補修跡が目立ちにくいです。補修の手順は、サンドペーパーを後で使用するので、リールシートやロッドをマスキングテープでマスキングしておきましょう。傷を付けてしまわないように、念入りにマスキングします。
出したばかりのパテは柔らかいので空気に触れることによって固くなっていくのでしっかり混ぜてパテを落ち着かせます。ちょうどいい硬さになったところで、目抜けの穴にパテを押し込んでいきます。穴にしっかりと定着するように、パテを少し押し込みながら埋めていきます。この時、パテは少し盛り上がるくらいに多めに盛っておきましょう。盛り上がっている分は後からペーパーで削り落とせるので、多めに盛る方が良いと思います。
サンドペーパーもしくは耐水ペーパーなどで多く盛った部分を削っていく作業になります。今回は320番と1000番を使いました。仕上げは1000番で平らにならしていく感じです。
使用感もあったので全体的にウッドパテを塗りましたので、全体を削る作業は結構な時間をかけました。今回は初めての作業だったのでうまくいかない部分もあったのですが、一通りやったことで次はもっとうまくできそうです。
今回作業をしていく中で自分のロッドにより愛着が生まれたことは言うまでもありません。たとえ綺麗な仕上がりにならなくとも自分だけのロッドは嬉しいのではないでしょうか?
パテとペーパーで1000円以内でできてしまうので、シーズンオフの人も多いと思うのでぜひとてもチャレンジしてみてほしいと思っています。