大学を卒業して、サラリーマンになって、独立をして会社を起こして、現在に至る。
仕事をするなら不動産を勉強したいと大学3年から思い、在学中に宅地建物の資格に合格して不動産会社に就職をしました。
丁度、世の中はバブル期の終盤で売り出す物件はそこそこ売れるんです。新卒の人間から数千万の物件が売れます。不動産の契約は資格を持っている人が説明してようやく契約が成立するので、先輩の契約をみて自分の契約は自分でするようになりました。
数ヶ月後には、先輩の契約説明をしたりします。北海道ではなく本州のお客様は私が契約に行ってました。契約する人は、40台から60台で色々と勉強もできて楽しいサラリーマン時代でした。
8年間、サラリーをして不動産会社におり、それから会社を設立して賃貸から競売など様々な種類の物件を斡旋してました。最終的には私を入れて5名の会社になり、その間に違うビジネスもやっていました。
本業での失敗はありませんでしたが、違うビジネスでは失敗はありました。成功したビジネスもあり、昨年までやっていましたがその会社は社員に会社ごと譲渡を無償で譲りました。20年の歴史を持つ会社です。
私自身、会社というものに全く執着がありません。10年続く会社は3%という確率の中、20年になると0.6%という確率のようです。30年となると0.3%くらいなのでしょうかね。
継続したのは、1本柱にしなかったという理由だと思います。1本柱で一本がこけたらすべてコケることになってしまいます。いつも考えているのは3本にどうしていくかです。取引先も3つを用意しておくようにしています。いつも使っている業者さんが何かの理由でやめてしまった場合に顧客に迷惑がかかります。
3本あれば、こんな感染症になったとして臨機応変で対応ができると思います。3本理論はどんなものにも活用が効きます。ビジネス・遊びなどもです。
新しいことに対応していくことが、今後の早い時代の流れに乗っていけると思います。乗らなければ置いていかれることになってしまいます。