現在の日本の釣り人口はどのくらいなのか? 約670万人でした。2009年は釣りブームもあり1290万人というデータがありました。10年前から半分になってしまっているのですね。アメリカでは3000万人以上はいると言われています。アメリカの人口は3.2億人なので、10人に1人りはつりをしている計算になります。日本は1%にも満たないという結果です。
アメリカはライセンス制のために必ずライセンス(許可)が必要になります。年間で25ドル、2500円程です。地域によって支払うので、例えば北海道でライセンスを獲ったとしても、静岡で釣りをする場合はまたライセンスが必要になりのです。それも居住地以外の場合は、ライセンス代は倍という感じなので5000円程を払うのがルールになっています。
海水と淡水で別れており、両方やる方は両方が必要になります。違反者は罰金100ドルから500ドル、最悪は禁錮まで、もちろん釣具は没収です。ライセンスは許可制なので費用を払えば発行してくれます。日本でもライセンス制があるので理解はできると思います。ライセンス制は魚を守るための費用や魚の研究に使われるようです。これが常識になっているアメリカでは当たり前のようです。
一方、日本では一部を除いてライセンス制にはなっていません。一部ではありますよ。海でも管理釣り場や湖や河川でライセンス制になっています。ショアではあまりありません。あったとしても制限期間や区域ですかね。もちろん例外もあるので、実釣の時はしっかりと調べてから釣りをしてくださいね。日本はある意味恵まれていますね。
日本の状況だけを考えるとブームがあった2009年からどんどん下がっております。とあるデータで一般的に年間で釣行に行く回数は8回から9回というのが全国平均のようです。海に面した県では10回前後が多いようですが、海に面していない県でも6回平均のようです。
釣具メーカーも釣り人口が減っていることを重要に感じているようです。釣りはやっぱり男の遊びが強いと思います。環境面もそうで、お手洗いも整備されているところは少ないですね。D社では釣りガールの発掘をしていますが、一人で釣りをする女子はまだまだ少ないですね。人口比率でも女子は4%とほぼいないともいえますね。誰かと一緒に行くというパターンが多いのではないでしょうか。
コロナ禍でアウトドアが注目されていますが、女子率を上げることはなかなか難しいのが現状でしょうかね。オフショアや管理釣り場であれば女子率は上がるのではないかな。そういえば、苫小牧に管理釣り場が誕生します。早ければ今年です。
釣り文化振興モデル港
このような釣り場ができれば、もっと多くの釣りファンが生まれるのではないでしょうか? 一つできれば各地にできるといいですね。