釣人なら必ず行っているであろう、次回はこうしょうなどの良い意味での反省会。釣りだけではなく、仕事でも普通に行っているはずです。PDCAサイクルといいますが、ネット業界では日々この作業の繰り返しなので至って普通なんです。
話を釣りに戻すのですが、先日行ったサクラマスキャスティングではとても興味深いことがおきました。Xをご覧頂いている方はおわかりだと思いますが、2日間の釣行で圧倒的な釣果を上げたカラーがありました。アカキンだけが釣れるという状況でした。
だからといって、アカキンばかり投げていたわけではありません。いつも思っているのですが、よく釣れるルアーって投げる頻度が高いので結果的に釣れているという結果になるのではないかと思っていますので、とにかく平均的に投げてその成果を導き出したいと思うので、他のルアーも投げました。
しかしです。アカキンしか釣れなかったという日だったのです。両日ともです、正確にいうと1本はグリーンで釣れました。1日目はゲストが1名も乗船、2日目は一人釣行でした。いちいちルアーを脱着するのも面倒なのでロッドを3本持ち込んで投げては替え、スピーディーにできるような体制でした。
浅い場所にも入り込みをしています。なかなか釣人が入って来れないような場所が東積丹には存在します。打たれていない場所ともいえます。なので、気を抜くと座礁の危険もありますがそのへんは臨機応変にやっています。もっとも危ないのがファイト中や取り込み後など他に気を取られてしまう場合です。ファイト中はバックにいれて操船しながらということもあります。
使用ルアーはミノーのみで、サイレントアサシン・アスリート14SS、14VG各種カラーといっても、グリーン・シルバー・アカキンがメインで他のものは封印していました。後はリールですが、C3000XGと2500Sでギア比は少し違います。これらをローテーションしながらです。ロッドは3本とも2832RS-2で条件はほぼ同等といっていいかと思います。
結果を申し上げると2500Sでのただ巻き、14VGアカキンだけが釣れたということになります。最大巻上長が75cmが良かったように思います。ただし、これは個人的な巻き速度もあるので一概にはいえませんが、ミノーなのである程度のレンジを確保しているのでギア比はどの程度影響するのかはわかりません。
なぜ、他のミノーでは釣れないのかなどを考えました。釣れたアスリートプラス14VGを船べりで泳ぎの再確認をしたところ、このウォブリングが効いているのではないか? そんなことを思ったのです。
実は新発売だった時にアスリートプラス14VGを買って、実際に泳がせて見た時にウォブリングが私の見た目では強すぎて、ジャークはそれほど暴れないという感じがしてました。本数もそこそこ用意していたのですが、今までのミノーとちょっと動きが違いすぎたのでほぼ使うことがありませんでした。ずっとパッケージのまま飾っていました。
しかし、ここにきて釣れるのは14VGのアカキンとなればウォブリングが強く影響しているのではと思うのです。かつ、ただ巻きでもっとも発揮するウォブリング効果となればこれを疑わない必要はないかもしれません。なので、カラーはアカキンしか釣れんとX では言いましたが、カラーではないかもしれないということで次回は他の14VGのカラーでもチャレンジしてみようと思っています。サクラマスも終盤戦で多くの網も入って来ました。漁師が網を入れるということはまだまだチャンスはあるということでもあります。
ショアの人も大分少なくなって来ましたが、まだまだ居ますよ。大きい群れだと30匹前後で回遊していますからね。