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title: "解禁日に挑んだ積丹クロマグロ釣行記｜誘い出しで・・・"
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  - "#マグロ"
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目次1. [解禁日の朝](#toc1)
2. [夏の観察から得た学び](#toc2)
3. [ポイント到着と期待感](#toc3)
4. [荒天の兆しと帰港の判断](#toc4)
5. [誘い出しの開始](#toc5)
6. [豪快なバイト](#toc6)
7. [ファイトの攻防](#toc7)
8. [不思議な最後とキャッチ](#toc8)
9. [振り返りと学び](#toc9)
10. [まとめ](#toc10)

## 解禁日の朝

9月1日、待ちに待ったクロマグロの解禁日を迎えました。  
この日をどれほど待ち続けたことでしょう。7月、8月はマグロこそ確認できるものの、ほとんどが捕獲禁止サイズといえるカツオサイズばかり。時折30kgを超えると思われる個体が跳ねることもありましたが、釣ることはできません。だからこそ、夏の間はじっくりと観察に徹しました。

解禁日の朝、海は比較的穏やかで釣りが可能と判断できました。しかし予報では午後から風も波も強くなるとのこと。小型の船にとっては無視できない状況です。そのため、この日は午前中に勝負をかけ、午後には沖を離れる予定で出船しました。

## 夏の観察から得た学び

解禁前の観察で学んだことは数多くあります。  
マグロは基本的に潮に向かって泳ぎます。ベイトの動きによって変わるため必ずしもそうではありませんが、「次はあの方向に出るだろう」という感覚が少しずつ掴めてきました。

また、風向きも非常に重要です。マグロタックルは重く、太いラインは風の影響を強く受けます。風下に向けてキャストすれば飛距離を伸ばせますし、船の位置取りを考えなければ、せっかくナブラに追いついても魚が沈んでしまいます。観察を通して、操船やキャストの角度まで頭に入れておくことの大切さを痛感しました。

## ポイント到着と期待感

早朝5時30分に出船し、これまで何度もナブラを確認してきたエリアへ向かいました。到着する前から30kgを超える魚が跳ねており、シーズン初めてといっていいほどの好条件に気持ちが高まります。

ポイント手前からナブラが発生し、「今日は期待できそうだ」と思わずつぶやきました。しかし、到着と同時にナブラが沈むのはよくあることです。そこで過去の観察を思い出し、魚が沈むことを前提に先を読んで船を回しました。

数回のキャストを試みましたが、結果は空振り。魚は再び姿を消しました。

## 荒天の兆しと帰港の判断

9時を過ぎると予報通り風が強まり、波も高くなってきました。最大風速は8m。小さな船では危険な状況です。寄港を決断し、港まで通常40分の航路を2時間以上かけなければならないほどでした。

しかし不思議なことに、40分ほど経つと波が落ち着き、白波も消えました。港まで半分に差し掛かったころには海は穏やかになり、「いやいや、今日はもう諦めて数日後に出直そう」と考え始めていました。

そのとき、遠くで二匹のマグロが跳ねるのを見つけました。

## 誘い出しの開始

「まだチャンスがある」。そう思い、舵を切って魚が跳ねたエリアに向かいました。  
波は少し残っていましたがキャストは可能。練習がてら投げてみることにしました。選んだルアーは **ヘッドディップ175F**。普段はシングルフックを使いますが、この日は波を考慮してトレブルフックに付け替えました。

5投目。着水後、ジャークを2回入れてから20秒以上ステイ。再びジャークを2回入れ、その後のステイで突然の衝撃。

## 豪快なバイト

水面を割って飛び出したクロマグロが、横からルアーに襲いかかりました。  
「来た！」。思わず声が出ます。水柱とともにルアーが消え、魚体は目視できる30kgオーバーを確信しました。視認性が良いオレンジは役にたったと思います。

ドラグが鳴き、ラインが一気に引き出されます。興奮でフッキングを入れたかどうかも覚えていません。今後記事としてシマノドリームツアーの話が出てきますけどその時の経験がしっかりと反映されたように思います。派手なバイトほど冷静に対処する、びっくりアワセは禁物です。

主導権を握らせてはいけないという意識だけが残っていました。

## ファイトの攻防

ファイト時間は約15分。シングルハンドでの戦いです。銛とギャフはすぐ取れる位置にセットしておきました。魚が浮いてきた瞬間、片手にロッド、もう片手に銛を持ち、自作の銛をエラに突き立てました。一発で決まり、2年前に完成させた銛がようやく日の目を見ることになりました。

当初のドラグ値は6kgを基準とし、ファーストラン中に徐々に締めていきました。走りが止まれば少し緩め、突発的な走りに備えます。今回のロッドは **オシアプラッガー フレックスドライブ S83MH**。低反発のブランクはしっかりと曲がり、体全体でファイトを支えてくれました。ロッドが浮き上がる瞬間にリールを巻き、ポジションを守りながら戦います。

やがて魚が弱り始め、ドラグを少し締めます。船べりでのセカンドランは常に警戒が必要です。船底に擦れれば一瞬でラインブレイクに繋がるため、無理に耐えず、出されるラインは素直に出しました。

## 不思議な最後とキャッチ

通常なら魚は最後に一定方向に円を描いて回るものですが、今回は右へ行ったり左へ行ったりと不安定な動きでした。キャッチして確認すると、フロントフックが左のカンヌキ、リアフックが右の舌側に掛かっており、この複雑な掛かり方が短時間での決着に繋がったのだと感じました。

銛を打ち込み、魚体を引き上げた瞬間、全身から力が抜けました。シングルハンドで仕留めた達成感は、何物にも代えがたいものでした。

## 振り返りと学び

今回の釣行で得た学びは多くあります。

- 風と潮を読むことの重要性
- ドラグ操作とロッドワークの使い分け
- 銛のセッティングの改善点
- 誘い出しの可能性

一人だからこそ大変な部分もありましたが、その分得られる達成感は格別です。この記事を書いている今も、あの豪快なバイトシーンが脳裏から離れません。

## まとめ

解禁日に挑んだクロマグロ釣行。荒天に翻弄されながらも、観察と経験を活かし、誘い出しで掴んだ一本でした。ファイト時間は15分。シングルハンドでのキャッチは、一生忘れられない経験となりました。

誘い出しは、まさに **静と動** の組み合わせ。静かにベイトを演じ、動でマグロのスイッチを入れる。今回の一本は、その言葉の意味を深く実感できた釣行でした。

※釣果報告済み

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